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SF富士テスト参加のTEAM MUGEN、ドライバーのマネージャーが新型コロナ陽性

先日行なわれたスーパーフォーミュラ富士公式テストに参加したTEAM MUGENのドライバーのマネージャーが、新型コロナウイルスの検査で陽性だったこと分かった。

ユーリ・ヴィップス(TEAM MUGEN)

写真:: Masahide Kamio

 TEAM MUGENは3月24日~25日に富士スピードウェイで行なわれたスーパーフォーミュラ公式テストに参加したドライバーのマネージャーが、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことが明らかになった。

 日本時間の31日夜、TEAM MUGENは公式サイトで以下の声明を発表した。

「TEAM MUGEN(株式会社M-TEC)は、弊社チーム契約ドライバーのマネージャーが新型コロナウイルスに感染している事を確認いたしました」

「富士スピードウェイで実施されたスーパーフォーミュラー合同テストのテスト終了後、海外の検疫検査所で陽性であることが判明いたしました」

 「弊社レースチームがその連絡を受けたことに基づき、当該テストへ参画した当社チームメンバーの出社を停止しております」

 「現在、テストへ参加した弊社レースチームメンバーの健康状態の確認、および濃厚接触者の確認を進めるとともに、所轄保健所からの指導の下、安全上必要とされる対応を行ってまいります」

 「関係者の皆様には多大なご心配をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。事実関係のご報告を行うとともに、新たな情報が入り次第、速やかに対応を行ってまいります」

 motorsport.comの取材によると陽性反応が出たのはユーリ・ヴィップスのパーソナルマネージャーであるマルコ・アスマーだという。テスト終了後に母国のエストニアに帰国した後に検査で陽性反応が出たことが明らかとなった。

 これに伴い、彼と接触のあったチームスタッフ及び関係者は全員自宅待機を開始しており、関係者の話によると現在のところは彼以外で新型コロナウイルスに感染した人は出ていないという。

 なお、今回の富士公式テストでは一般のパドック入場が禁止され、パドック内に立ち入る全関係者及びメディアに対しても事前に問診票を提出する義務が出された他、ピットガレージもチームごとで間隔を空けるなどの対応がとられた。さらにピット裏には各チームごとでパーテーションが設置され、パドック内でのチームの枠を超えた濃厚接触が発生しないようにするなどの徹底した対策が施されていた。

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