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山本尚貴、3度目の王座獲得に向け決意新たに「絶対にチャンピオンを獲ってゼッケン1を取り戻す」

2020スーパーフォーミュラ最終戦で自身3度目の王座を狙う山本尚貴は、今季チームとともに作り上げてきたものを全て出し尽くしたいと意気込みを見せた。

山本尚貴 Naoki Yamamoto(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

写真:: Masahide Kamio

 富士スピードウェイで今週末行なわれる2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦でシリーズチャンピオンをかけて争う山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は、終始冷静な対応をしていた平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)とは対照的に、タイトル獲得に向けて決意を新たにしていた。

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 スーパーフォーミュラでは最終戦で恒例となっているチャンピオン有力候補が集まっての記者会見「フライデーミーティング」に平川とともに出席した山本。まず今シーズンの戦いぶりについて振り返り、後半戦に向けて右肩上がりになっているシーズンだと語った。

「今シーズンは前半戦ではミスがあり、うまく歯車が噛み合わすことができず、ポイントで下位に沈んでしまった。第3戦のSUGOでようやく歯車が噛み合い、そこから表彰台に絡むことができるレースが常にできたことで、今のこのポジションにいることができていると思います。あとは平川選手をはじめ、みんなが若干の取りこぼしがあったので、助かって追いついた感じも否めないですね」

「例年のスタイルとしては、最初は調子が良いんですけど、最後は取りこぼしがあったり、最後ふんばってタイトルを獲るということが多かったんですけど、ここまで右肩上がりで来ているシーズンというのはなかなかないです。今までうまくいかなかったことを反省してここまで来られていて、いまのところは一定の満足を得られるシーズンが送れていると思います」

 そう語った山本は、例年とは違い最終戦の舞台が富士スピードウェイであるということが、勝敗を左右するひとつのカギになるのではないかと予想した。

「最後が鈴鹿じゃないことが、どう転ぶのかなと思います。富士は、スーパーGTでも最後に勝ちましたし、サーキットに対する苦手意識は特に持っていないです。思い切って戦いたいなと思いますし、昨年と今年DOCOMO TEAM DANDELION RACINGで戦い、杉崎エンジニアと二人三脚でここまできて、本当に細かいところを詰めてきて、いいところに来ています。プレッシャーはもちろんありますけど、みんなで作り上げてきたクルマでトップチェッカーを受けられるようドライバーとしてベストを尽くしたいと思っています」

 会見ではチャンピオン獲得に大きな執着をみせなかった平川に対し、山本は何が何でもチャンピオンを持ち帰りたいと気持ちを前面に出している様子が印象的だった。

「平川選手は気にしていないと言っていましたけど、僕は逆に結果しか見ていない。絶対にチャンピオンを獲って帰りたいなと思っています」

「あと権利を持っている野尻(智紀)選手とニック(キャシディ)選手も注意していきたいです。野尻選手はスーパーGTでタイトルを獲得できなかったので、その思いをここにぶつけてくるでしょうし、ニック選手に関してもディフェンディングチャンピオンで、2連覇したいという思いも強いでしょうし、GTでチャンピオンを獲れなかった思いをここにぶつけてくると思います。そういう気持ちの強い選手に負けないようにしっかりと戦いたいです」

「一昨年はニック選手に勝ってチャンピオンを獲れましたけど、昨年は逆に獲られて悔しい思いをしました。今年は自分で勝って、ゼッケン1番を取り戻したいなと思います」

 鈴鹿でのダブルヘッダーを終えてからは、家族と束の間の時間を過ごすなど、しっかりと静養できたという山本。気持ちをリフレッシュして、スーパーフォーミュラでは自身3度目、そして2度目となる国内トップカテゴリー二冠をかけて、今週末の最終決戦に臨む。

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