ダンディライアンでドライブした山本尚貴「新しい引き出しが増えた」
鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラの合同・ルーキーテストにDOCOMO TEAM DANDELION RACINGから参加した山本尚貴が、その感想を語った。

2018スーパーフォーミュラ鈴鹿合同・ルーキーテストでDOCOMO TEAM DANDELION RACINGから参加した山本尚貴は、シーズン中とは違うマシンにドライブしたことで、今後に役立つものが得られたと語った。
今シーズンはTEAM MUGENから参戦し、自身2度目となるチャンピオンを獲得した山本。そのまま今回のテストでもTEAM MUGENの16号車をドライブするのかと思われたが、この2日間はDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの5号車を担当した。
初日のテストでは最後にソフトタイヤを履いて1分37秒475で3番手タイムを記録していたが、2日目は朝からパドルシフトに不具合が発生。午前中のセッションはまともに走りこむことができなかった。午後も雨が降ったり止んだりとコンディションが安定せず、山本は本格的な走り込みをしなかった。
「パドルのトラブルが出てしまって午前はほとんど走れませんした。(午前の)最後の方にトラブルは直りましたが、午後はコンディションも微妙だったので、あまり走っても良いテストにはならない感じでした。(今日はあまり走れませんでしたが)こういうコンディションだったので仕方ない部分もありますし、昨日の段階である程度やりたいこととかテストメニューもこなせたので、有意義な2日間だったと思います」
そう語った山本だが、普段とは違うチーム、違うマシンをドライブしたこことで、今後に生かすことができる発見もあったという。シーズン中とは違うチームのマシンを経験することができ、協力してくれた2チームに感謝していた。
「クルマの作り方もそうですし、エンジニアさんのセットアップの進め方も違っていて非常に面白いなと思いましたし、また違った引き出しが増えたなと思います」
「(今回、山本がダンディライアンのマシンに乗ったことについて)来年に全く関わっていないということはありません。ただ(今回は)あくまでもテストですし、シーズン中はTEAM MUGENに在籍している中で、こうしてダンディライアンさんのクルマに乗らせてもらって、このタイミングでテストをさせてもらえたことについては、本当に感謝しています」
この記事について
シリーズ | スーパーフォーミュラ |
イベント | 鈴鹿合同・ルーキーテスト |
ドライバー | 山本 尚貴 |
チーム | Dandelion Racing |
執筆者 | Tomohiro Yoshita |