スーパーフォーミュラ

着実に進化するハリソン・ニューウェイ、その裏に本山監督のアドバイスあり?

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着実に進化するハリソン・ニューウェイ、その裏に本山監督のアドバイスあり?
執筆:
協力: Tomohiro Yoshita
2019/06/06 8:56

今年からスーパーフォーミュラに参戦しているハリソン・ニューウェイは、レーシングドライバーとして豊富な経験を持つ本山哲監督のアドバイスが役に立っていると語った。

 今季から全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦しているハリソン・ニューウェイ (B-Max Racing with motopark)。まだ慣れない日本のコースとレース環境ではあるが、レーシングドライバーとしての経験が豊富な本山哲監督からのアドバイスが役立っていると語った。

 レッドブルの最高技術責任者であるエイドリアン・ニューウェイを父に持つハリソン・ニューウェイは、今年から来日し、スーパーフォーミュラとスーパー耐久を主戦場としている。

 開幕前のテストから上位に食い込む速さをみせ、注目を集めたハリソン・ニューウェイだったが、4月の開幕戦鈴鹿はほろ苦いデビュー戦となった。予選Q1ではスプーンカーブでスピンした際に中嶋一貴(VANTELN TEAM TOM’S)と接触。17番手に沈んだ。さらに決勝でもデグナーカーブで中嶋を強引に抜こうとした際に接触してしまい、リタイアとなった。

「開幕戦だけど、まず予選は残念な結果になった。レースではアグレッシブにいいペースで走っていたので、良い結果が出せるのではないかと、前向きに頑張った」

「(中嶋)一貴選手を追い越すチャンスがあるかもしれないと思い、激しく楽観的にアタックしたが、結果残念なことになってしまった。しかし、とても自信にはつながったし、いい勉強になった」

 そう語ったハリソン・ニューウェイ。彼の持ち味でもある“アグレッシブさ”が開幕戦では仇となってしまったが、第2戦オートポリスでの走行を前には、本山監督からこんなアドバイスを受けていたという。

「彼(本山監督)は僕に『とにかくプッシュしてトラックを覚えてこい。ただ馬鹿な真似はするな』とアドバイスしてくれた。彼は長年スーパーフォーミュラ(当時はフォーミュラ・ニッポン)のドライバーを務めたベテランで、コースのこともよく理解している」

 B-Max with motoparkのメンバーは走行が始まる前日の木曜日から現地入りし、ふたりのドライバーに加えメカニックたちも一緒にコースの下見を行った。もちろん、そこには本山監督も同行し各コーナーの攻略方法について細かくレクチャーしていた。

「(オートポリスの印象は)最近のコースと違って、ランオフエリアが非常に少ないという点が非常にチャレンジングだ。今まで走ってきたコースとは違うので非常に難しくもあるが、裏を返してみるとチャレンジングということなので、かなり気に入っている」

 初めて走ったオートポリスの印象をこのように語ったハリソン・ニューウェイ。注目のレースに関しては運が味方せず、17位に終わり2戦続けて入賞はできなかった。しかし、レースペースという部分では中団グループと遜色ないタイムで走るなど、今後につながる走りを見せていた。本山監督のアドバイスが着実に効果を出し始めているのだろう。

 第3戦の舞台となるスポーツランドSUGOは、ハリソン・ニューウェイにとってスーパー耐久ですでに経験済みのコース。それだけに、これまでの2戦とは違う走りが見られるかもしれない。

ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)

ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)

Photo by: Jun Goto

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第2戦:オートポリス
ドライバー ハリソン ニューウェイ , 本山 哲
チーム B-Max Racing Team
執筆者 戎井健一郎