それぞれの思惑が垣間見えた専有走行。石浦は”あまりタイムに意味はない”

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それぞれの思惑が垣間見えた専有走行。石浦は”あまりタイムに意味はない”
執筆: 青山 悦子
2018/09/07 10:43

専有走行をトップで終えた石浦は、ドライバーによって”何を見据えて走っていたのか”が違っていたことを指摘し、今日のトップタイムにそれほど意味はないと話した。

 スーパーフォーミュラ2018第6戦岡山。JMS P.MU / CERUMO・INGINGの石浦宏明が金曜日の専有走行をトップで終えた。

 今週末、予選Q3に進出したドライバーは、アタック中に2回オーバーテイクボタンを使用することが許されている。そのため専有走行では、ドライバーらがオーバーテイクボタンを2回使って予選を想定した計測を行っていた。石浦もソフトタイヤを履いて、オーバーテクボタンを2度使用したうえでトップタイムを記録したと明かしたが、このタイムにはあまり意味はないと話した。

「(トップタイムに)そんなに意味はないです。ミディアムタイヤでもソフトタイヤでも良いタイムが出ました。でもミディアムタイヤは、ダンディライアンの方が速くて、(1分)15秒台でした。うちはソフトタイヤをうまく使えているのかなと思います」

 彼は前戦もてぎで優勝した際に、山本尚貴(TEAM MUGEN)とのタイトル争いを考えて、もてぎは”正念場”のレースであること、山本が得意とする鈴鹿を迎える前に、岡山でリードを築いておかなければならないと考えていると話していた。

 今日の走行では、”何を見据えて走ったのか”という点がドライバーによって異なっていたと石浦は指摘したが、今日の時点ではその山本は『最終戦の鈴鹿を想定して走行していたのではないだろうか』と考えていることを明かした。

「今日は、みんながいつのことを想定して走っていたのかというのもありました。(最終戦の)鈴鹿考えて走っているのか、いろいろ思惑があるのではないかと思います」

「山本選手などは、たぶん鈴鹿を想定してロングランをしていたのではないかと思います」

「僕は多少ウエットコンディションのことも考えてやっていました。タイヤを使ったタイミングも違うし、(トップタイムを出した時は)オーバーテイクボタンを押していました。今日はどうやってその2回を使うかをテストしてるので、みんな2回押していると思います」

 今週末の岡山は雨の予報が出ていたものの、金曜日の走行では雨に見舞われることもなく、終始ドライコンディションだった。現時点では土曜日以降の予報も雨のままだが、その予報によれば日曜日は雨が強まるようだ。

 石浦はすでにドライコンディションのレースを諦めているようだが、まだウエットコンディションに向けたセッティングを考えていないという。今年は富士で雨の中での予選を行ったものの、ウエットコンディションで走行した回数が極めて少ないため、現時点でのマシンの感触を判断できる段階にはないという。

「今日走った感じでは、ドライコンディションでレースしたかったな……という感じはありましたけど、(明日)レインで走ってみて、調子が良いかもしれません」

「さっきドライバーズブリーフィングに来る前に(エンジニアに)『明日レインセットはどうするんですか?』と聞いたら『まだ考えていない』と言われて……これから考えます」

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第6戦岡山
サブイベント 金曜日 専有走行
ドライバー 石浦 宏明
執筆者 青山 悦子
記事タイプ 速報ニュース