プルシェール、12月のスーパーフォーミュラテストに参加へ? F2でランキング2番手につける期待の若手
F2のランキング2番手につけているテオ・プルシェールは、サッシャ・フェネストラズに代わってKONDO Racingからスーパーフォーミュラのテストに参加する可能性があるようだ。
Théo Pourchaire, ART Grand Prix
DPPI
今季F2に参戦しているテオ・プルシェールが、12月に行なわれるスーパーフォーミュラのテストにKONDO Racingから参加する可能性があるようだ。
プルシェールは、アルファロメオからアメリカGPでFP1デビューを果たしたばかりだが、すでにF2には残らないと明言している。
彼が本当にF2を去ることになれば、2024年にF1に参戦するチャンスが生まれるのを待つ間、スーパーフォーミュラがこの19歳のフランス人にとって論理的な代替プランとなるだろう。
motorsport.comの調べによると、プルシェールは来季フォーミュラEに参戦するフェネストラズの後任を務める可能性について、KONDO Racingと連絡を取っているようだ。
12月7日から8日にかけて鈴鹿で行なわれるルーキーテストには、KONDO Racing2台のうちの1台にプルシェール、もう1台に今年のスーパーフォーミュラ・ライツで優勝した小高一斗が参加することが濃厚となった。
山下健太はこのテストに参加しないことが決まっているが、7年連続でチームに残留することになりそうだ。
しかし、プルシェールがスーパーフォーミュラのテストに参加したことが、そのままレースシート獲得につながるかはまだ分からない。これまで別シリーズ参戦を強く望んでいたプルシェールだが、ARTグランプリに残留して3シーズン目のF2参戦する可能性もなくはない。
2023年はプルシェールがアルファロメオF1のリザーブドライバーを務めていることが障害になってくるだろう。5月のエミリア・ロマーニャGP、6月のカナダGP、10月のメキシコGPと3戦でスーパーフォーミュラと日程が衝突しており、F1チームに帯同できなくなるのだ。
もしプルシェールがスーパーフォーミュラへの参戦を断念した場合、フェネストラズがフォーミュラEに専念している間も国外ドライバーを起用したいKONDO Racingにとって、元F1ドライバーのロベルト・メルヒがバックアップの選択肢になる可能性がある。
メルヒは以前、B-Max Racingのドライバー候補と考えられていたが、フォーミュラ・リージョナル・アメリカズのチャンピオンであるラウル・ハイマンがHPDスカラシップを獲得し、松下信治のチームメイトになる確率が高まっているのだ。
小高がスーパーフォーミュラ・ライツのチャンピオンに輝いたことで、TOM'Sは鈴鹿のテストで後任ドライバー候補を試すことを計画しているようだ。
そのうちのひとりが、ヴラド・ロムコだ。フランスのライセンスを持つ17歳のロシア人ドライバーである彼は、スーパーフォーミュラ・ライツで使われているのと同じダラーラ320を使うユーロフォーミュラ・オープンで今季のランキング2位を獲得している。
フォーミュラ・リージョナル・ジャパンのチャンピオンである小山美姫も、野中誠太や平良響とともにTOM'Sのラインアップに加わることが予想されている。
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