松下信治、SF代役参戦で表彰台狙えるパフォーマンスを発揮。次戦鈴鹿の参戦は「五分五分」
急きょ決まった代役参戦にも関わらず、スーパーフォーミュラ第4戦オートポリスで好パフォーマンスを見せた松下信治は、次戦鈴鹿を戦う可能性は五分五分だと語った。
写真:: Masahide Kamio
今季はFIA F2選手権に参戦していた松下信治。シーズン途中でシートを失ってしまったが、急きょ決まったスーパーフォーミュラ第4戦オートポリスで、その実力を見せつけた。
セルジオ・セッテ・カマラの代役として、2018年以来となるスーパーフォーミュラのレースにBuzz Racing with B-Maxから参戦した松下。予選では6番手、決勝ではピット作業でタイムロスをしたものの、6位でフィニッシュ。チームにとって今季最高リザルトを持ち帰った。
ピット作業がもっと早ければ、表彰台獲得は十分に可能だったとレースを振り返った松下。第5・第6戦が行なわれる鈴鹿でのレースにB-Maxから参戦できるかは分からないとしながらも、チャンスを与えてくれたチームに感謝していると話した。
「スタートは良かったです。誰かが僕を抜いていったと思いますが、1コーナーへの飛び込みで2、3台パスしました。F2スタイルですね!」
「ブレーキングは得意なので、いくつかポジションをゲインできました。でもその後は、ちょっとトレイン状態になってしまいました」
「その後、セーフティカーが出て、僕たちはピットインしました。右リヤタイヤの交換に時間がかかり、6秒くらいタイムをロスしてしまいました。それがなければ、3位になっていたと思います」
「大きなロスでしたが、僕にできることは全部やりました。自分のパフォーマンスはもちろん、クルマのパフォーマンスにも満足しています」
「本当に良いチャンスをくれたチームに感謝しています」
鈴鹿でのレースに参戦する可能性について、松下は「五分五分です。スポンサーがどう思うかによります。僕にはどうすることもできません」と語る。
「それでも、鈴鹿と(最終戦)富士でまたレースができればいいなと思っています」
一方で、オートポリスでのレースはF2に比べて”少しつまらなかった”と称した松下は、スーパーフォーミュラはオーバーテイクシステムの出力を上げるべきなのかもしれないと指摘した。
「誰もが、それをディフェンスのためにも使っています」
「何かを変えるべきかもしれません。(F1やF2で使われている)DRSの方がエンターテイメント性には優れていると思いますが、コストがかかることは理解しています」
「もっとパワーがあればパスしやすくなるのかもしれないですけど、ハイダウンフォースのクルマでのオーバーテイクは常に難しいものです。運転していて楽しいのであまり文句は言いたくありませんが、(オーバーテイクを増やすために)何か出来ると思います」
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