勝てると思った……佐藤蓮、夏の富士で好走も展開恵まれず6位。ペナルティ原因のSCオーバーランには複数の要因が
スーパーフォーミュラ第7戦で6位となったPONOS NAKAJIMA RACINGの佐藤蓮は、勝てるだけのペースがあったと振り返った。
Ren Sato, PONOS NAKAJIMA RACING
写真:: Masahide Kamio
PONOS NAKAJIMA RACINGの佐藤蓮は、富士スピードウェイで開催されたスーパーフォーミュラ第7戦の決勝は6位フィニッシュ。ただ純粋なレースペースでは、上位チームを上回って勝利をもぎ取るだけのパフォーマンスがあったと振り返った。
前日行なわれた第6戦では11位とポイントを逃した佐藤。翌日の第7戦に向けてダウンフォースを増したセットアップを組み、予選ではタイトル争いを繰り広げる坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)に次ぐ3番手タイムをマーク。今季最高グリッドから決勝レースを迎えた。
1周目こそポジションを下げた佐藤だったが、周囲のドライバーが早めピットストップを選ぶ中クリーンエアで好走を見せ、坪井と太田のトップ2を上回るペースでギャップを削った。
レース後に最初のスティントではペース的に「僕も勝てると思った」と振り返った佐藤。そのまま2台を平らげて首位に躍り出るか、とも思われたが、レース折り返しからに逆風が吹き付けた。
野中誠太(KDDI TGMGP TGR-DC)のストップにより18周目にセーフティカー(SC)が出動し、佐藤も坪井や太田に続いてピットへ飛び込んでタイヤを交換したが、早めのピットインで首位に立った岩佐歩夢(TEAM MUGEN)と、同様の戦略を取った小林可夢偉(Kids com Team KCMG)にアンダーカットを許す危機に立たされた。
小林のひとつ前4番手でコースに戻った佐藤だったが、気温・路面温度の低下とフロント寄りになっていたブレーキバランスを戻していなかったことで、ターン1で痛恨のオーバーラン……5秒のタイム加算ペナルティが科された。
Ren Sato, PONOS NAKAJIMA RACING
写真: Masahide Kamio
またセカンドスティントで佐藤は、コース上で坪井を攻略することができず、再びターン1でアウトに膨らんだ隙を後ろの小林にオーバーテイクを許した。その後5番手でチェッカーを受けたものの、ペナルティにより6位降着となった。
「クリーンエアだったら、多分(第7戦を制した)格之進と同じくらい、それよりも速いくらいのペースはありました。しかし昨日よりもかなりダウンフォースをつけたので、ストレートで抜き切るだけの力がなく、チャンスのところで坪井選手を抜けませんでした」と佐藤は言い、結果的には早めのピットストップが正解だったのではと続けた。
「今回展開が恵まれなかったと思うのが、SCが思ったよりも早いタイミングで出てしまったところです。路気温が低かったので岩佐選手のタイヤも復活しましたし、結果論で言うと岩佐選手と同じ戦略で行っても良かったのかなと思います」
純粋なレースペースを結果に結びつけることができなかった佐藤だが、不得意としていた夏のレースでポテンシャルを示せたことにはポジティブだと考えている。
「今年初めてと言って良いくらい、予選とトップチームに近いポテンシャルを発揮し、決勝ではそれを上回るくらいのモノを発揮できました」と佐藤は言う。
「そこはすごくポジティブだったと思います」
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