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SFデビュー戦で速さをみせた宮田莉朋「次またチャンスが来た時はトップ争いをしたい」

スーパーフォーミュラのデビュー戦でいきなりポールポジション争いをする速さをみせた宮田莉朋。今回の1戦を経験は今後に向けた自信になったと語った。

宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM'S)

写真:: Masahide Kamio

 岡山国際サーキットで行なわれた2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2戦。デビュー戦から予選2番手につける活躍を見せた宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)は、スタートで出遅れるも9位でフィニッシュする活躍をみせた。

 今回はレギュラードライバーの中嶋一貴がル・マン24時間レースから帰国後14日間の自主待機期間をクリアできないため、VANTELIN TEAM TOM’Sから代役として参戦した宮田。予選ではQ1、Q2ともにトップタイムを記録し、最終的に2番グリッドを獲得した。

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 しかし、スタートではハンドクラッチが不慣れな部分もあり出遅れてしまった上に、1コーナーで発生した多重クラッシュで行き場を失ってしまい、7番手まで後退してしまった。

 その後、10周目にピットストップを行ないタイヤ交換義務を消化。後半も力強い走りを見せたが、なかなかオーバーテイクのチャンスを作れず、9位でのフィニッシュとなった。

「スタートが不慣れな部分があって、自分のミスで失速してしまいました。(1コーナーで)クラッシュに巻き込まれそうになってしまって……そこは避けられたので良かったですけど、イン側にもアウト側にもクルマがいて、行き場がなくなってしまいました。後ろにいたクルマの方がその状況をみれたので、彼らの方が有利だったと思います。僕がミスしなければ、あのクラッシュはなかったかもしれないし、スタートで順位を落としたのはもったいなかったです」

「(10周目のピットについては)レース中に無線でやりとりをしながら決めました。後半はずっと攻防戦だったんですけど、他のマシンの後ろについてしまうとダウンフォースが抜け、オーバーテイクできるところまで近付くことができませんでした。(単独で走れていれば)もっと良いペースで走れそうな雰囲気だったので、後半までステイアウトした方がもしかしたら良かったのかもしれません。その中でも、なんとか9番手で(後ろを)抑え切れて良かったです」

 そう語った宮田。レース内容の面では悔しさも残ったようだが、デビュー戦でのポイント圏内フィニッシュは、予想以上に良い結果だったという。

「週末に入る前は、事前にテストする機会も本当になかったし、ポイント圏内に入るのは無理だろうと思っていました。ルーキーテストでSF19に乗ったといっても、実際のポテンシャルがどれくらいあるのかは分からない状況でした」

「でも、いざ始まって見たらフリー走行で調子が良くて、予選もQ1、Q2でトップでした。Q3も2番手で終えられましたし、まさかQ2でのトップタイム(1分12秒646)が予選全体の中で一番速かったというのはビックリでした。決勝レースは展開としては悪かったですけど、良いペースで走れそうでしたし、朝にSFライツで25周走った後にSFの決勝レースもちゃんと走れました。体力的にも大丈夫でした」

 今回は代役参戦ということで、次回以降は彼の主戦場のひとつであるスーパーフォーミュラ・ライツに集中することになりそうだが、彼の中で大きな自信を身につけることができたのは間違いない様子だった。

 最後に宮田は、再びチャンスが来た時は、今回の経験を活かしてトップ争いを演じたいと語った。

「また(参戦できる)機会が来た時は、自信を持って挑めると思います。今回学んだことをしっかりフィードバックして、さらに上を目指していって、チームと共に僕自身がもっとレベルアップしたいです。今度こそはトップ争いができるようになりたいです」

「今後のレースに向けても、すごく自信になりました」

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