土曜フリー走行:ウエットからドライへ変わる路面で小林可夢偉がトップ

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土曜フリー走行:ウエットからドライへ変わる路面で小林可夢偉がトップ
執筆: 青山 悦子
2018/10/27 2:09

スーパーフォーミュラ最終戦の土曜フリー走行が行われ、小林可夢偉がトップタイムを記録。ランキング首位のキャシディは5番手だった。

 2018スーパーフォーミュラ最終戦第17回JAF鈴鹿グランプリがついに開幕。土曜フリー走行が行われ、carrozzeria Team KCMGの小林可夢偉がトップタイムをマークした。

 前日の夜から朝にかけて降り続いた雨の影響で、ウエットコンディションでセッションがスタート。当初は40分間で行われる予定だったが、ウエットコンディションとなったため50分間のセッションとなった。ドライバーズタイトルを狙うニック・キャシディ(KONDO RACING)、山本尚貴(TEAM MUGEN)らは開始早々にコースへ出て行った。

 序盤から各車が積極的に周回を重ねていく。開始から10分を迎え、まずは塚越広大(REAL RACING)が1分48秒881と、唯一1分48秒台のタイムを記録してトップに立った。この時点ではJMS P.MU / CERUMO・INGING勢とTCS NAKAJIMA RACING勢がまだコースインしていなかったが、それ以外のマシンは走行を終えて一度ピットへ戻った。

 開始から15分を過ぎ、ようやくTCS NAKAJIMA RACINGの2台がコースイン。またガレージへ戻っていたマシンも再度コースへ出始め、ここで小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が1分48秒748というトップタイムをマークした。セッションの折り返しを迎える前には、ようやく石浦宏明(JMS P.MU / CERUMO・INGING)がコースイン。一方コース上では、キャシディが1分48秒104と大きくトップタイムを更新した。

 残り時間15分となる頃には、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がソフトタイヤを履いてコースへ出た。関口はタイヤのスクラブ(タイヤ表面の皮むき)を行うために1周し、ピットへ戻ってフロントタイヤのみもう一度ソフトタイヤへ交換して再度コースへ出て行った。その後、チームメイトの平川亮もユーズドのソフトタイヤを装着した。

 コースインを遅らせていた国本雄資(JMS P.MU / CERUMO・INGING)は、残り時間が10分を切ったところでソフトタイヤを履いてコースイン。彼も一度ピットへ戻ってフロントタイヤを交換し、スクラブを行っていた。

 終盤になると路面の状況も改善されてきたのか、タイムを更新するマシンが多く、トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が1分47秒613とウエットタイヤでのタイムを大きくを伸ばし、チームメイトの大嶋和也が1分47秒614と僅差で続いた。

 このままセッションを終えるかと思われたが、彼らの直後にソフトタイヤを履いた小林が1分46秒471、塚越が1分46秒592を記録してセッションは終了。ドライタイヤでのトップは小林、ウエットタイヤでのトップはディルマンと、最終的にはウエットコンディションからドライコンディションへと移りゆくセッションとなった。

土曜日フリー走行:結果

1. 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)/1:46.471

2. 塚越広大(REAL RACING)/1:46.592

3. トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)/1:47.613

4. 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)/1:47.617

5. ニック・キャシディ(KONDO RACING)/1:47.802

6. 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)/1:47.895

7. 山本尚貴(TEAM MUGEN)/1:48.009

8. 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1:48.324

9. 福住仁嶺(TEAM MUGEN)/1:48.587

10. 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/1:49.093

11. 山下健太(KONDO RACING)/1:49.284

12. 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1:49.308

13. 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)/1:49.867

14. ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)/1:49.919

15. 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)/1:51.448

16. ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)/1:51.547

17. 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/1:51.917

18. 千代勝正(B-Max Racing Team)/1:52.253

19. 国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)/4:11.546

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第7戦鈴鹿
サブイベント 土曜日 フリー走行
執筆者 青山 悦子
記事タイプ フリー走行レポート