【SF】ガスリー独占インタビュー「F1への準備に最適のカテゴリー」

今季よりスーパーフォーミュラに参戦するピエール・ガスリーに対し、motorsport.comは独占インタビューを行った。

 レッドブルF1チームのリザーブドライバーで、昨年のGP2チャンピオンのピエール・ガスリーが今年スーパーフォーミュラに参戦する。昨年、ストフェル・バンドーンがやって来て初めてのシリーズにもかかわらず2勝をあげ、GP2チャンピオンの実力の高さを見せつけた。ガスリーにはバンドーン同様、あるいはそれ以上の期待が賭けられてのスーパーフォーミュラ開幕戦になった。

 しかしガスリーは、バーレーンでのF1テストから直接鈴鹿入りというタイトなスケジュールと、幾つかのトラブルに見舞われて予選、決勝共に満足な成績が残せなかった。レース後はフラストレーションが溜まった様子も見せたが、第2戦岡山に向けて気持ちを切り換えたようだ。

ーーバーレーンのF1テストから鈴鹿に真っ直ぐ来てすぐにレース。大変なスケジュールですね。

「かなりタイトなスケジュールだった。バーレーンでF1のテストを終えてそこからここ鈴鹿に到着したのが木曜日で、ホテルに入ったのが夜の10時。でもって時差の関係で眠れなくて、週末は時差ボケで苦労した」

ーー運転に影響は?

「それはなかったと思う」

ーーF1のテストをしてからスーパーフォーミュラ。2つは同じようで違いますね。

「同じところも違うところもある。両方とも運転は簡単じゃないけど、F1もSFもダウンフォースが非常に大きくて、シャシーから受けるフィーリングは似ている。一番の相違点はエンジンパワーだと思う。全体的には似かよった性格のクルマだし、SFは選手権自体がかなり高度なので、F1への準備としては最適のカテゴリーだと思う」

ーー3月のテストでは初めてのSF、初めての鈴鹿にもかかわらず素晴らしいタイムを記録しました。しかし、開幕戦の今週末は少し苦労しているように見えましたが。

「3月は確かに良いタイムが出たと思う。しかし、今回は上手く噛み合わなかった。練習走行でセットアップを詰めたけど上手くいかず、予選では3月のテストで得た基本的なセットアップに戻したが、それでもいまひとつクルマは決まらなかった。コンディションが良ければトップ5に入れたと思う。でも少し届かなかった」

ーー決勝レースも苦労していたように見えた。

「レースではブレーキに問題があった。タイヤの性能も路面温度によって随分と変わった。タイヤの性能域が非常に狭く、加えてギヤボックスのトラブルもあって本来の力を発揮出来なかった」

ーーレースではブレーキとギヤボックスに問題がでた?

「ギヤボックスは土曜日にトラブルが発生し、レース中にも問題が出た。4速と3速に入りにくくなり、何度もパドルを操作しなければならなかった。特に第8、第9コーナーでうまくシフトできず、3速コーナーを4速のまま走らなければならなかった。とにかく難しいレースだった」

ーースタートは良かった。

「確かにスタートは上手くいって、8番手のグリッドからすぐに6番手に上がった。でもその後の戦略はあまり良くなかったので順位を落としてしまった。ストレートが遅かったし、かといってコーナーも完璧からはほど遠かった。終盤ペースが掴めてからはまずまずだったけど、時すでに遅しだった」

ーーGP2チャンピオンでレッドブルF1リザーブのガスリーが来るということで、日本では大きな期待がかかっていた。プレッシャーも大きかったのでは?

「日本における最初のレースで、僕にとれば初めての環境に戸惑いもあった。もっとレースのこと、クルマのことを学ばないといけないけど、今週末は問題が多すぎてそれが叶わなかった。今日の状況を分析して次のレースではもっと良い走りができるようにしなければ。まず今日の問題を解決することが重要だと思っている」

ーーこの後のスケジュールは?

「1度フランスに帰ってそれからロシアGPに出掛ける。スペインGPの週末はレッドブルのファクトリーでシミュレーションをやって、それから岡山に来る。今度は時差ボケにならない様に余裕を持ってレースに臨もうと思っている」

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シリーズ スーパーフォーミュラ
記事タイプ 速報ニュース