【SF】ガスリー、もてぎ初日はブレーキトラブル「何もできなかった」
スーパーフォーミュラ第4戦金曜占有走行。ガスリーはまさかのブレーキトラブルで、クラッシュ。僅か4周の走行に終わった。

ツインリンクもてぎで開幕した2017年のスーパーフォーミュラ第4戦。注目のピエール・ガスリー(TEAM無限)だが、専有走行の序盤にヘアピンでクラッシュを喫し、わずか4周しか走れなかった。
前回の富士で自己ベストとなる5位入賞を飾ったガスリー。今回のもてぎに関しては、事前にシミュレーターで練習した段階では好感触を得ており、またホンダもアップデートしたエンジンを投入。金曜日の占有走行でどれくらいのポジションに来るのか、注目が集まった。
しかし、セッション開始から20分が経過しようというところで、左リヤのブレーキに問題が発生。V字コーナーを立ち上がった先のヘアピンで減速できないままコースオフし、そのままタイヤバリアにクラッシュしてしまった。
彼にとっては初めての走行となるツインリンクもてぎだったが、初日はわずか4周で終えることになった。
「残念ながら、今日のセッションについては話すことがないほど、ほとんど走れなかった。少しプッシュしたラップだったんだけど、ヘアピンで減速しようとしたときに左リヤのブレーキに問題が発生して、減速できない状態で、そのまま止まれずにバリアにクラッシュしてしまった」
そうガスリーは語る。
「自分にとっては初めてのコースだから、たくさん走りたかったけど、何も対処できずセッションを終えることになり、残念だね。明日は明日で頑張るよ」
ガスリーはそう気持ちを切り替えて、明日の予選日に向け準備を進めていた。
ただ、天気予報では明日から雨になりそうだ。今シーズンはここまでドライレースが続いており、スーパーフォーミュラでのウエットコンディションはテストで僅かに経験した程度。それでも、ウエットでのレースには自信をみせていた。
「ウエットコンディションは好きだよ。フランスで小さい頃からカートをやっていたけど、その時からウエットでの経験はたくさんしてきた。トリッキーなコンディションだけど、僕は好きだね」
「明日の天気はどうなるか分からないけど、フリー走行で、とにかくコースを覚えて予選に臨みたいね」
取材・執筆/吉田知弘
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この記事について
シリーズ | スーパーフォーミュラ |
イベント | 第4戦もてぎ |
サブイベント | 金曜専有走行 |
ロケーション | ツインリンクもてぎ |
ドライバー | ピエール ガスリー |
チーム | team Mugen |