【SF】ガスリー、悔しい8番手「Q3でコミュニケーションミスがあった」
第3戦富士の予選で8番手になったピエール・ガスリー(TEAM 無限)は、Q3でコミュニケーションミスがあったと明かした。

富士スピードウェイで行われている2017スーパーフォーミュラ第3戦富士。注目のピエール・ガスリー(TEAM無限)は、予選8番手に終わった。
シーズンオフのテストではトップに匹敵するほどの速さをみせ注目を集めていたのだが、シーズンになって気温・路面温度が上がったコンディションになると一転して苦戦を強いられている。
今回もフリー走行までは15番手と後方に沈んでいたが、予選になって徐々に調子を上げQ3に進出。ポールポジション争いにも期待がかかったが、Q3でセッティング変更をした際にコミュニケーションミスがあったとのことで、自分が思ったようなマシンバランスにならなかったという。
「Q3まで行けたのはよかったけど、トヨタから遅れをとっている状態だから満足はできないね。フリー走行までは苦労していたけど、予選に向けて改善ができてよかったよ」
「Q1ではまだマシンの挙動と闘わなければいけないところがあったけどQ2になったら良くなった。ただ、Q3の時にメカニックとのコミュニケーションがうまくいかなくて、要求したのとは逆のセッティングチェンジになってしまい、マシンコントロールが難しくなってしまった」
「Q1、Q2では山本選手より0.1秒速いタイムを出せていたから、うまく行けばQ3でも良い結果が出せると思っていたのに、少し残念だよ」
いつもエンジニアと入念にミーティングをしている姿が見られるが、細かい部分での意思疎通は、やはり参戦期間は少ないだけに苦労しているところも少なからずあるようだった。
それでも、ここ富士はオーバーテイクのチャンスが多いコース。最低でもポイント獲得は彼は狙いたいと語った。
「でも8番手だから入賞争いは確実にできる。長いレースだし、これだけ暑いとタイヤにとってタフなレースになると思う。タイヤマネジメントも重要になるね。何が起こるかわからないから、とにかく頑張るよ」
取材・執筆/吉田知弘
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この記事について
シリーズ | スーパーフォーミュラ |
イベント | 第3戦富士 |
ロケーション | 富士スピードウェイ |