【SF】ガスリー、0.035秒差で5位「悔しいけど、いいレースだった」

第3戦富士、僅差の5位でフィニッシュしたピエール・ガスリー(TEAM 無限)は、悔しさを見せながらも”良いレースだった”と語った。

 富士スピードウェイで行われたスーパーフォーミュラ第3戦。8番手からスタートしたピエール・ガスリー(TEAM 無限)は終始力強い走りをみせ、5位でフィニッシュ。今回もホンダ勢最上位の結果となった。

 ガスリーは、スタートで2台を抜き6番手にジャンプアップ。序盤から前の集団にしっかりと食らいついていき、ペースも非常に安定していた。

 前を走る関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋一貴とアンドレ・ロッテラー(ともにVANTELIN TEAM TOM’S)らがタイヤ無交換作戦で早めにピットを済ませる中、ガスリーはタイヤ4本交換を選択。18周目にピットインしフレッシュタイヤを手にすると、後半は上位を脅かすアグレッシブな走りを見せた。

ピエール・ガスリーに追われる関口雄飛(Pierre Gasly chases Yuhi Sekiguchi)
関口雄飛を追うピエール・ガスリー

Photo by: Takahiro Masuda

 36周目に中嶋一貴をパスすると、前を行く関口に接近。メインストレートでオーバーテイクボタンを使い、何度も横に並びかけるが関口も巧みなブレーキングでガスリーのラインを封じていき、先行を許さなかった。

 残り3周で最後のオーバーテイクボタンを使ったガスリーだが、ファイナルラップに入っても諦めずにチャンスを伺っていく。すると、最終コーナーを立ち上がったところで関口のマシンの挙動が乱れ、わずかに失速。そこでガスリーは彼のスリップストリームに入り、2台並んでチェッカーを受けたが、0.035秒届かず5位となった。

 最後は僅差で敗れただけに悔しい表情を見せていたガスリーだが、今季に入って一番と言ってもいい内容のレースができ、さらに自信をつけていた。

「いいレースだったね。8番手スタートから5位フィニッシュでポジションを上げられたし、ホンダエンジン勢でも最上位だった」

「最後は関口選手と本当に際どい戦いだった。本当なら4位が欲しかったから悔しい部分はあったけど、いいバトルができた」

「トヨタエンジンとメインストレートで争っていくのは難しいところもあったけど、僕たちとしては進歩できたし、全体的に良かったと思う」

 次回は第4戦ツインリンクもてぎ。ここも彼にとっては全く初めてのコースになるが、このレースウィークが始まる直前にホンダのシミュレーターで何周か体験したとのこと。詳細までは語ってくれなかったが、もてぎに対しての第一印象は非常に良いようだ。

「もてぎはもちろん走ったことがなくて、ホンダのシミュレーターでコースの勉強をしたよ。正直、印象が良かった」

「もちろん、もてぎは予選が重要になる。今回もQ3ではミスがあったけど、確実にパフォーマンスは上がってきている。実際のレースウィークはどうなるかわからないけど、1ヶ月半後の第4戦が楽しみだね」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第3戦富士
サーキット 富士スピードウェイ
記事タイプ 速報ニュース