【SF】代役でトップタイムのオリベイラ「ポジティブな結果が得られた」

ロッテラーの代役としてVANTELIN TEAM TOM’Sのマシンを走らせたオリベイラが、その感想を語った。

 富士スピードウェイで行われた今季2回目のスーパーフォーミュラ公式合同テスト。初日のセッションが午前中のみのドライコンディションとなったが、そこで速さを見せたのがジョアオ・パオロ・デ・オリベイラだった。

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(VANTELIN TEAM TOM’S)
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(VANTELIN TEAM TOM’S)

Photo by: Tomohiro Yoshita

 今年は同カテゴリーでのフル参戦予定はないが、VANTELIN TEAM TOM’Sのアンドレ・ロッテラーと中嶋一貴がWECプロローグテストに参加しているため、今回のスーパーフォーミュラテストは欠席。そこで代役としてオリベイラが呼ばれることになった。オリベイラはロッテラーのマシンに乗って様々なテストメニューをこなし、最後には1分22秒122のトップタイムを記録した。

 テスト初日を終えたオリベイラは、次のように1日を振り返った。

「前回スーパーフォーミュラに乗った時から、感覚を取り戻すのにそんなに時間はかからなかった。そこから細かいところをアジャストしていった。今年のタイヤは昨年とは少し違っていて、トラクションのかかり方が違うように感じた。僕自身としては、ターンインやコーナリングの最中で(昨年より)良い感触が得られたよ」

「色々なセッティングを試したけど、どれもポジティブな結果が得られた。特に驚いたのが、(セットアップなど)何を試してもフィーリングが悪くなることはなく、常に前進していっているような感覚だった。本当に驚いたし、これがチーム力なのかもしれないね」

 また、今季から参戦する注目のピエール・ガスリーについても高い評価を下した。1年目からチャンピオン争いに加わる可能性も高いだろうと予想するのだ。

「ガスリーの鈴鹿でのオンボード映像を見たけど、驚くことばかりだった。鈴鹿はとても難しいサーキットで、ハイスピードなコーナーがたくさんあるし、クルマも速い。そのスピードに海外から来たドライバーは最初戸惑うことがある。しかし彼は多くの引き出しを持っているような気がする。オンボードの走りを見ていると、スムーズかつアグレッシブ。これには驚かされたね。きっとチャンピオン争いに絡んで行くだろう。攻める走りだけじゃなく安定して戦うこともきっとできるだろうから、シーズンを通してトップグループにいると思うよ」

 今年は残念ながらフル参戦のシートを失うことになったが、今後勝てるパッケージが整えば、再び挑戦したいと考えているようだ。

「もし良いコンディションやしっかりとしたパッケージであれば参戦しようと思うし、僕もエキサイティングに感じるね」

「スーパーフォーミュラでは毎年チャンピオン争いに関わってきた。トップをとった年もあったし、2位や3位に入った年もたくさんあった。でも、僕は勝つために、このカテゴリーに出たいと思っている。だから僕が望むようなパフォーマンスが発揮できないパッケージでレースはしたくない」

「そこは、これからもこだわっていきたいと思っている。将来的にどうなっていくかは分からないけど、体力的にも精神的にも準備は整っているよ」

 いずれにしても、前回の鈴鹿テスト同様に速さをみせたトムス勢。すでにライバルも警戒を強めており、開幕戦から優勝候補の筆頭となりそうだ。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第2回公式合同テスト
サブイベント 金曜日
サーキット 富士スピードウェイ
ドライバー ジョアオ・パオロ・デ オリベイラ
記事タイプ 速報ニュース