【SF】山下健太、2番手スタートを活かせず「前半のペースが遅かった」
第2戦岡山のレース2、2番手スタートだった山下健太(KONDO RACING)は、6位でフィニッシュ。レース前半のペースの遅さを悔やんだ。

岡山国際サーキットで行われたスーパーフォーミュラ第2戦のレース2。2番手グリッドを手にした山下健太(KONDO RACING)だったが、ポジションを守りきれず6位でフィニッシュした。
スタートでは、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、ピエール・ガスリー(TEAM無限)と4ワイドになって1コーナーに突入。なんとか2番手を死守するが、石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)のペースについていけず、大きく離されてしまった。
それでも2番手を死守したまま、31周終わりでピットイン。そこでタイヤ交換に時間がかかってしまい、6番手まで後退。そのままのポジションを守りきりフィニッシュした。
2レース連続でポイント獲得とはなったものの、2番手という絶好のポジションを守ることができず、山下は「ダメでしたねぇ」と落胆した表情だった。
「スタートは際どかったですが、ここで引きたくなかったので何とか2番手は守りました。そこは良かったのですがその後がダメで、ラップあたり1秒くらい遅くて、原因が何だったのかをこれから調べないといけないです」
「ピットで時間がかかってしまいましたが、タイヤ交換してからの方がペースが良くなりました。何でここまで変わるのかというのは、これからしっかり分析していきたいですし、まだまだ色々な状況での把握が甘いので今回のことを経験にして、次に活かしたいですね」
ただ、ルーキーながら2戦目で存在感あるパフォーマンスを披露した山下。富士ではさらにレベルアップし、表彰台も狙っていくと、力強く語ってくれた。
「鈴鹿に比べれば本当に良かったし、色々なことがわかった2レースでした。次に繋げられると思いますし、予選2番手でポイントも取れたので良かったと思います」
「富士は表彰台にはいきたいですね。ただコースによって調子がすごく変わるので、週末でしっかり合わせられるかが重要だと思います。多分、今回のように調子良くはいかないと思うので、その中でも最善を尽くして今回の経験を活かしていきたいです」
取材・執筆/吉田知弘
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この記事について
シリーズ | スーパーフォーミュラ |
イベント | 第2戦岡山 |
ロケーション | 岡山国際サーキット |
ドライバー | 山下 健太 |