【SF】石浦、ピンチ乗り越え2番手「チャンスがなくなるところだった」

第3戦富士予選、あわやノックアウトかという大ピンチを乗り越えた石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)は、2番手を獲得し、安堵しているようだ。

 スーパーフォーミュラ第3戦富士。石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)予選2番手に入り、チームメイトの国本雄資とともに予選フロントロウを獲得した。チームメイトに負けたという悔しさは見せつつも、Q2であわやノックアウトになるピンチを乗り越えて掴んだポジションに、ひとまず安堵していた。

 チームメイト同士のタイムアタック合戦となった予選Q3。国本に0.063秒差に迫る1分23秒107を記録すると、石浦は連続してタイムアタックを試みる。セクター2まではベストタイムを記録しており逆転でポールポジションかと思われたが、最終セクターでタイムが伸びず2番手。チームメイトを上回れなかったとあって、予選後の記者会見ではこう語った。

「予選としては悪くない位置だったんですけど、チームメイトの国本選手に負けたという部分で悔しい気持ちもあるし、複雑な気分です」

「朝までの感じだと、ポジションは2番手にいましたけど、タイヤの状態が他とは違って、周りに対して若干負けている印象でした。予選に向けて国本選手の情報も聞いたり、チーム全体で話した内容から、これじゃないか?ということを試して、フィーリングが良くなったので、ポール争いができるかなと思っていました」

「ただ、危うく今週のチャンスがなくなるところだったので、それからすると今回の結果は良かったのかなと思います」

 石浦が語る“今週のチャンスがなくなりそう”なほどの大ピンチ。それはQ2に起きた。

 各車がQ3進出を目指してタイムアタックをしている最中に、小林可夢偉(KCMG)がレクサスコーナーでスピン。コース上でマシンを止めてしまい赤旗中断となった。石浦はちょうど彼の後方でタイムアタックしている最中で、Q3進出圏内に進めるタイムを記録できていなかった。

「前を走っていたアンドレ(ロッテラー/VANTELIN TEAM TOM’S)が、前の周でアタックをやめて、僕も仕方なくアタックをやめました。この周しかない! と思っていて、13コーナーの立ち上がりで右側のポストでダブルイエローが振られているのが見えた瞬間に、ちょっと時が止まったような感じがしました」

「でも冷静に考えたら、イエローが出ているからこの周はタイムが採用されないと思って、すぐにアクセルを戻して、なるべくタイヤを使わずにピットに戻りました」

「残り時間がだいぶないなと思っていたので、再開されなかったらどうしようという心配をしていました。残り3分もらえたので、助かりました」と、最後はQ3まで来られたことについて安堵の表情を見せていた。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第3戦富士
サーキット 富士スピードウェイ
記事タイプ 速報ニュース