【SF】”誕生日”のキャシディがQ1暫定トップ「1周目が勝負だと思った」

スーパーフォーミュラ第4戦もてぎの予選Q1で、ニック・キャシディが暫定首位。山下健太が2番手と、KONDO RACINGが速さを見せた。

 天候不良により、Q2・ Q3がキャンセルとなり、波乱の1日となったスーパーフォーミュラ第4戦もてぎの公式予選。Q1でワンツーを獲得したKONDO RACINGのニック・キャシディと山下健太が、混乱のQ1を振り返った。

 セッション開始前から雨が降り始め、スタートと同時に各車コースイン。今回導入されているソフトタイヤでタイムアタックを行い、キャシディが1分39秒764、山下が1分41秒010を記録。KONDO RACINGがQ1をワンツーで通過した。Q2とQ3については、天候不良のためキャンセル。ポールポジションをかけ、明日の朝もう一度予選に臨むことになる。

 キャシディは、最初の1周が唯一のチャンスだったと振り返った。

ニック・キャシディ(KONDO RACING)
ニック・キャシディ(KONDO RACING)

Photo by: Takahiro Masuda

 「セルモ・インギングやトムスとは後からのコースインとなったから、1周目のアタックが勝負になると思っていたよ。スタートした時点で雨が降っていたからね」

「とにかく、ここしかチャンスがないと思っていた。アタックを終えて無線で『P1(1位)だよ! いいラップタイムだったよ!』と言われて、すぐピットインしたけど、そこで少し安心できたね」

 また明日のQ2とQ3に向けても自信を見せており、「明日は変則的なスケジュールになったけど、クルマに対しては自信はある。フリー走行まででもトップ5くらいに来れていたし、今日もドライで予選を終えられていたらトップ3に入るのが目標だった。明日も、今日と同じような結果が出せると思う」と意気込みを語っていた。

 またキャシディは、今日8月19日が23歳の誕生日。夕方にガレージ裏のテントでチームがサプライズでケーキを用意。暫定トップで終えられたこともあって、満面の笑みを見せた。

 一方の山下も、1周目から果敢に攻め、暫定2番手を手にした。その”勝因”は、前日の段階で持ち越し用として1周だけ走行したソフトタイヤを使ったことだったかもしれないと語った。

「金曜日に持ち越し用で1周走ったソフトタイヤを使って、すぐにアタックしました。特別何もしていないですが、スクラブしたやつを選んだのが、この結果(キャシディとのワンツー)に繋がったのかもしれません」

 そんな山下は、今週末の走り出しから非常に調子が良く、予選前のフリー走行でもミディアムタイヤ勢ではトップとなる1分32秒988を記録。やはり、本音としてはドライで予選の残りと決勝を迎えたいようだ。

「本当はドライでやりたいのが本音です。金曜日の練習から良い流れですし、本当ならQ2・Q3はドライでやりたいです。ソフトタイヤでちゃんとアタックしていませんが、とにかく今週は調子が良いです」

「ウエットでも、走った感じは悪くありませんでした。でも、ずっとドライでいい流れできているので、その集大成を(Q2・Q3で)できればやりたいですね」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第4戦もてぎ
サブイベント 土曜日 予選
サーキット ツインリンクもてぎ
ドライバー 山下 健太 , ニック キャシディ
記事タイプ 速報ニュース