【SF】関口雄飛「初日が良くても、その後の合わせ込みがカギ」
スーパーフォーミュラ第4戦もてぎ。初日2番手だった関口雄飛は、今は調子が良くても、予選に向け調子を合わせていくのが重要と語る。

ツインリンクもてぎで開幕したスーパーフォーミュラ第4戦。金曜日の専有走行で2番手タイムを記録したのは、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)だった。関口は今回も走り出しから好調さを見せつけつつも、予選・決勝でのコンディションを見据えたマシンの合わせ込みが重要になると語った。
前回の富士同様に金曜セッションは非常に調子が良く、トップから0.025秒差の2番手につける速さをみせた関口。本人もマシンバランスには手応えを感じていた様子だが、金曜日で好タイムを出せていても、予選に向けて新品タイヤを履いた時のバランスがカギになると主張する。
「今日はバランスが良かったですけど、これからコンディションが良くなり、予選で新品タイヤを履いた時にバランスが変わってしまうので、逆に今ちょうどいいバランスというのが、少し怖いですね」
そう関口は語る。
「そこをうまくアジャストしなきゃいけないですけど、富士の時は(バランスが変わるのを)意識しすぎて、オーバーステアになってしまったので、そこの塩梅が難しいですね」
また今回から導入されたトヨタの新スペックのエンジンについては、実際にレースをしてホンダ勢と一緒に走ってみないと、分からない部分が多いという。
「正直、(アップデートは)体感はできなかったです。今日は単独で走っている状態だったのもあると思いますが、実際にどうなっているのかはレースでホンダ勢と一緒に走ってみないと分からないですね。今日のセッションではホンダの何台かが上位にきていますが、コンディションの部分での差なのかもしれませんし、実際にレースをしてみないと分からないですね」
「でも、15位とかだったら全然ダメなんですけど、この順位でスタートできたので、調子は決して悪くはないです。この流れで明日も行きたいですね」
取材・執筆/吉田知弘
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この記事について
シリーズ | スーパーフォーミュラ |
イベント | 第4戦もてぎ |
サブイベント | 金曜専有走行 |
ロケーション | ツインリンクもてぎ |
ドライバー | 関口 雄飛 |