SF 第6戦予選|ニック・キャシディ、王者の意地見せるレコード更新タイムでPP獲得

2020スーパーフォーミュラ第6戦鈴鹿の公式予選では、昨日と比べてタイムアタックのタイミングを変えてきたニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が今季初ポールポジションを獲得した。

SF 第6戦予選|ニック・キャシディ、王者の意地見せるレコード更新タイムでPP獲得

 鈴鹿サーキットで行なわれている2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第6戦。公式予選はニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)がポールポジションを獲得した。

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 大波乱の展開となった第5戦から一夜明け、鈴鹿サーキットでは第6戦のグリッドを決める予選が朝早くから始まった。

 第5戦の結果をもとに再度予選Q1のグループ分けが行なわれ、ランキング2番手に下がった平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がA組に登場した。前日の第5戦ではミッショントラブルでQ1を走れずに終わり決勝でもクラッシュに見舞われたが、マシンはしっかりと修復されて1分35秒586をマークし2番手。最終的にサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が1分35秒560でトップに浮上しQ2に進出を果たした。

 一方、第5戦の予選では上位につけた牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)が8番手、野尻智紀(TEAM MUGEN)も9番手に終わりQ1敗退。前日とは大きく異なる勢力図となった。

 続くB組では、昨日のクラッシュによりエンジン交換を行なうこととなった笹原右京(TEAM MUGEN)と松下信治(Buzz Racing with B-Max)がグリーンシグナルとともにコースインし、マシンのチェックを行なっていた。

 セッション開始から5分が経ったところでニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が新品タイヤを装着しタイムアタックをスタートさせた。他のマシンとコースインのタイミングをずらす作戦に出ると、1分35秒598をマークしトップに浮上した。

 残り4分を切ったところで新品タイヤを装着したマシンが続々とコースイン。ここで好タイムを叩き出したのは昨日にウィナーである山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分35秒296をマークしトップに躍り出たが、それを上回ったのが大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)。1分34秒924を記録し、トップでQ1通過を果たした。一方、山下健太(KONDO RACING)は思うようにタイムを伸ばせず、2戦連続でQ1敗退。松下も0.087秒差でわずかに届かずQ1で姿を消すこととなった。

 A組とB組から勝ち上がった合計14台で争われたQ2で、真っ先にタイムアタックを行なったのはキャシディだった。

 キャシディはグリーンシグナルと同時に新品タイヤを装着してコースインし1分35秒152を記録。これに対し山本は残り5分を切ったところでタイムアタックを行ない、1分35秒083でトップに躍り出たが、終盤に2セット目の新品タイヤを導入したキャシディが1分34秒763で逆転し、トップでQ2通貨を決めた。2番手には大湯、3番手にはシャルル・ミレッシ(Buzz Racing with B-Maxとルーキードライバーが速さをみせ、山本は6番手通過となった。前戦をノーポイントで終えてしまったため、この第6戦で大量得点を狙いたい平川だったが、彼はQ2で山本と同じタイミングでタイムアタックをするも、タイムを伸ばすことができず、14番手に留まった。

 ポールポジションを決するQ3では、セッション開始早々にDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの山本と福住仁嶺に続き、大湯が新品タイヤを装着してコースイン。2戦連続ポールポジションを狙う山本が1分34秒952だったのに対して、大湯がそれを上回る1分34秒755をマークし暫定トップに立った。

 この3台がタイムアタックを終えたタイミングでキャシディがコースイン。Q1と同様にセッション中盤にタイムを出す作戦に出た。セクター1から最速タイムを塗り替えていったキャシディは第5戦で山本が記録したコースレコードを0.091秒上回る1分34秒442を叩き出し、トップを奪った。

 これに対し、山本をはじめライバルたちはセッション終盤に新品タイヤを再び装着して再びタイムアタックを敢行。ここで大湯が1分34秒624で2番手、笹原が1分34秒871で3番手に食い込んだ。

 最も注目が集まったのは山本だったが、思いの外タイムが上がらず1分34秒891で4番手に終わった。Q3はここでチェッカーフラッグとなり、キャシディが今季初のポールポジションを獲得。大湯と笹原が2番手と3番手に続き、ルーキー勢がQ3でも活躍をみせる結果となった。

 

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シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第6戦:鈴鹿
執筆者 吉田知弘