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ついに入国叶ったサッシャ・フェネストラズ。関係者の尽力で“公益性”認められ特例措置が実現

スーパーフォーミュラ第6戦で今季初出場を果たすサッシャ・フェネストラズが日本レースプロモーションの倉下明社長と共に会見に臨み、入国に際しての関係各所からの協力に対して感謝を口にした。

Sacha Fenestraz, KONDO RACING

Masahide Kamio

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国制限により日本への再入国が叶わず、2021年シーズンの国内レースに出場できずにいたサッシャ・フェネストラズ。彼は9月下旬にようやく入国が叶い、スーパーフォーミュラ第6戦もてぎで復帰を果たした。

 もてぎ大会の予選日に行なわれた会見ではフェネストラズと、スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)の倉下明社長が出席。会見の冒頭で倉下社長は、入国に至るまでの経緯を語り、JAFやスポーツ庁をはじめとする関係各所への感謝を述べた。

「彼(フェネストラズ)の特例措置による日本への入国に関しては、我々JRPとJAFさんの連名で、スポーツ庁に嘆願を行ない、最終的には(競技の)公益性を認めていただきました」

 倉下社長はそう語る。

「スポーツ庁さんには関係省庁との交渉など、昼夜を問わず努力をしていただいた結果、特例措置による入国を果たすことができました。また、自由民主党モータースポーツ振興議員連盟をはじめとした、多くの方のご協力による成果として、今日の結果があると思います。この場を借りて心よりお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました」

「また、今回はモータースポーツでの最初の事例(特例措置)ということで、ものすごく厳しい防疫体制を求められました。KONDO RACINGさんとTOM'Sさんが彼の受け入れに際して本当にご苦労なされたということも、皆さんにお伝えしたいです」

 また倉下社長は、彼の再入国に関しては最近になって急速に動きがあったとして、関係各所が急ピッチで準備を進めていったと明かした。

「実質的には、オリパラが終わるまでは交渉に入れませんでした」

「彼の入国は9月29日でしたが、その直前から我々もこの件にかかりきりとなり、ギリギリの状態で物事を進めたという状況でした」

 約10ヵ月ぶりにスーパーフォーミュラに復帰するフェネストラズ。自身の再入国に向けて尽力した関係各所、そして日本を離れている間も暖かいメッセージをくれたファンに対する感謝を語った。

「この場を借りて、JRPやJAFなど、入国に関わって下さった全ての方々への感謝を言いたい。今回のもてぎ戦は僕にとって、昨年のルーキーテスト以来のスーパーフォーミュラだ。戻って来られて嬉しく思う」

「(ファンには)まずはお礼を言いたい。僕が日本にいない間もたくさんのメッセージをくれて支えてくれた。僕が戻って来られるという発表があった時もそうだ。それが僕の大きなモチベーションになった。今週末と鈴鹿ではみんなに感謝を伝えるためにも良い走りをしたい」

 

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