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山本尚貴、スーパーフォーミュラ最終戦は予選Q1敗退も意地の追い上げで9位。ベストリザルト更新ならずも“今年一番”の手応え

山本尚貴は、不振に喘いだ2021年のスーパーフォーミュラを終え「このまま終わる訳にはいかない」とコメントした。

Naoki Yamamoto, TCS NAKAJIMA RACING

写真:: Masahide Kamio

 2020年のスーパーフォーミュラ王者である山本尚貴にとって、TCS NAKAJIMA RACINGに移籍して臨んだ2021年シーズンは苦しい1年となった。

 山本は開幕戦富士で6位に入ったものの、そのリザルトを上回る成績を残すことができないままシーズンは進んでいった。第6戦もてぎではダンプコンディションの予選で2番手に入り、久々のフロントロウから大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)と首位争いを展開したが、ピット戦略が噛み合わず優勝戦線から脱落。そして得意の鈴鹿で行なわれた最終戦では、予選でQ1敗退に終わってしまった。

 しかし、16番グリッドから決勝レースを迎えた山本は着実に順位を上げていき、ポイント圏内の9位でフィニッシュ。最終的に開幕戦の6位が最高位となり、ランキング13位という不本意な結果でシーズンを終えた山本だが、最終戦の決勝では“戦える”という感触があったようだ。

「決勝に向けてクルマの調子は良さそうだったので手応えは感じていました。順位は低かったですが、久々にレースができた感触がありました」

 決勝日午前にセミウエットのコンディションで行なわれたフリー走行でトップタイムを記録していた山本は、さらにこう続けた。

「本当に(車両の)個体差の問題があるならば、どのコンディションでも速く走れないと思います。ウエットコンディションになった前回のもてぎ戦や、今回の朝のフリー走行など、速く走れるタイミングはあるので、何か見落としている可能性があるとは思っています」

「決勝の前にも少し気になるところを見つけたのでそれを変更したら、結果的には今年一番戦える状況になりました。その変更のおかげかどうかはまだハッキリとは分かりませんが、最後は思い切りやれた、現状の力は出し切れたかなと思います」

 マシンのセットアップが上手くいかず苦しんだ今シーズンについて「一言で言えば『こんなはずじゃない』というのが本音です」と語った山本。同世代の野尻智紀(TEAM MUGEN)が連戦連勝を飾る姿を見て悔しさでいっぱいになったという。不振を極めた1年を経ても彼のハングリー精神は失われておらず、来季は必ずリベンジしたいと語った。

「チームのみんなも期待して僕を迎え入れてくれたと思いますが、その期待には全く応えられませんでした」

「野尻選手の喜んでいる姿を見ると、正直悔しさでいっぱいでした。でもこれで悔しくなかったら、その時はもう降りた方がいいと思います。今年はチャンピオンらしいレースが全くできなかったので、このまま終わる訳にはいきません」

「来年に関する発表はされていませんが、もし同じ体制でチャンスをもらえたら、個人としても、チームとしてもまた一段と強くなって戦いたいです。また(カーナンバー)1番をつけたいです」

 
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