スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿予選|福住仁嶺、初優勝にGOサイン? キャリア初ポールポジション獲得!
スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿の予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、福住仁嶺。キャリア初のポールポジションだ。
写真:: Osamu Kidachi
スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿の予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)で、キャリア初PPとなった。
予選Q1Aグループの走行では、平川亮(carenex TEAM IMPUL)が1分37秒574をマーク。これがその後も破られることはなく、平川はトップタイムでQ1通過を果たした。さらに代役参戦でSFデビュー戦となったジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)も1分37秒648と2番手に入る好タイムでQ2へ進出している。最終的にQ1Aグループで敗退となったのは大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)、中山雄一(KONDO RACING)の2名だった。
Q1Bグループでは朝のフリー走行からトップタイムをマークしていた福住が躍動。1分37秒316をマークして予選Q1をトップ通過した。今季フル参戦デビューの宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)はアタックで好ペースを刻んでいたものの、シケインでウォームアップラップの山下健太(KONDO RACING)に引っかかってしまい、タイムが伸びなかったが、7番手とギリギリでQ1を通過することができた。Q1Bグループでの敗退は阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)、小高一斗(KCMG)、タチアナ・カルデロン(ThreeBond DragoCORSE)の3名だ。
Q1を勝ち抜いた14名のドライバーによる予選Q2は笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がアタック一番乗り。1分37秒165を叩き出してトップに立った。ただ後続のアタックも激しく、1分36秒台のタイムが連発。2番手にコンマ3秒の差をつける1分36秒646を記録した福住がQ1同様にQ2もトップ通過となった。一方福住の元チームメイトで昨年王者の山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)は10番手タイムにとどまり、Q2敗退に終わった。
ポールポジションを決する予選Q3。短い7分間のセッションへ最初に飛び出したのは野尻智紀(TEAM MUGEN)だった。野尻は最初にフィニッシュラインへ戻ってくると、1分36秒645をマーク。これがポールポジションを巡るターゲットタイムとなった。
そして後方からは、Q1とQ2を共にトップで通過してきた福住が区間ベストを更新する走りを見せており、1分36秒449をマーク。野尻を超えてトップタイムを記録した。
最後にフィニッシュラインを越えてきたのが大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)だったが、彼は1分36秒673と及ばず3番手。それによって福住がキャリア初のポールポジションを獲得。スーパーフォーミュラでの初優勝に向けベストなポジションを確保した。
今回がSFデビュー戦となったアレジは最終的に8番手と、そのポテンシャルの片鱗を見せる位置につけた。またB-Max Racingから急遽スーパーフォーミュラ参戦が決まった松下信治はQ2敗退で予選12番手となった。
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