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お互いの意地と意地がぶつかり合い……連続写真で見る笹原右京、坪井翔の接触とそれぞれの主張|スーパーフォーミュラ第10戦

スーパーフォーミュラ第10戦鈴鹿で、上位を争いながらシケインで接触した笹原右京、坪井翔。彼らは共に、あれ以上自分にできることはなかったと主張している。

Ukyo Sasahara, TEAM MUGEN

写真:: Masahide Kamio

 スーパーフォーミュラ第10戦の決勝レースの12周目、共に上位を争っていた坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)と笹原右京(TEAM MUGEN)がシケインで接触。笹原はフロントウイング、坪井はフロアにダメージを負った結果、表彰台も狙える位置にいた彼らは入賞を逃す形となった。

 ふたりが相見えたのは、共にルーティンのタイヤ交換を終えたばかりのタイミングだった。10周終了時にピットインした笹原を11周終了時にピットインした坪井が抑え込んだが、まだタイヤの温まりきっていない坪井を笹原は激しく攻め立て、シケインへの飛び込みで勝負に出た。

 シケインでインに飛び込んだ笹原に対し、坪井はアウト側から回り込み応戦した。その結果ふたりは接触した訳だが、その一部始終をアプリ『SFgo』の連続写真とふたりのコメントで振り返る。

『SFgo』のスクリーンショット(笹原視点)
『SFgo』のスクリーンショット(笹原視点)
『SFgo』のスクリーンショット(笹原視点)
『SFgo』のスクリーンショット(笹原視点)
『SFgo』のスクリーンショット(笹原視点)
『SFgo』のスクリーンショット(笹原視点)
『SFgo』のスクリーンショット(笹原視点)
『SFgo』のスクリーンショット(笹原視点)
『SFgo』のスクリーンショット(笹原視点)
『SFgo』のスクリーンショット(笹原視点)
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 まず130Rを立ち上がってすぐの段階の位置関係は、坪井がイン、笹原がアウトとなっている(写真1枚目)。そこから笹原はレイトブレーキでイン側のスペースに飛び込み、エイペックスに向かうまでに2台はほぼ横並びの状態に(写真6〜7枚目)。イン側の縁石に乗った笹原は外に膨らんでいるように見えるが、ステアリングを180度切っていることが分かる(写真9枚目)。

 坪井はこう説明する。

「最初はアウトから抜きに来ると思っていましたが、インから来ました。僕はインを差された時にやばいと思い、彼が入れるスペースを作ってあげました」

「イン側でどこまで縁石に乗っていたか分かりませんが、僕は入られた時点で車1台分開けたし、シケインの出口では左いっぱい、これ以上行くと緑のところ(コース外)に行っちゃうところまで行っていたので、あれ以上動けませんでした」

「僕の視点だと、あそこで止まりきってくれないと当たる、という感じでした。僕が彼のリヤに当たっていれば僕が悪いと思いますが、僕が半車身くらい前に出ている状態で曲がっていて、横っ腹にぶつかられているので、僕に非はないかなと思っています」

『SFgo』のスクリーンショット(坪井視点)
『SFgo』のスクリーンショット(坪井視点)
『SFgo』のスクリーンショット(坪井視点)
『SFgo』のスクリーンショット(坪井視点)
『SFgo』のスクリーンショット(坪井視点)
『SFgo』のスクリーンショット(坪井視点)
『SFgo』のスクリーンショット(坪井視点)
『SFgo』のスクリーンショット(坪井視点)
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「接触の結果、彼はフロントウイングが壊れて、僕はフロアが壊れてダウンフォースがなくなっちゃって、ふたりにとって利益がないバトルになってしまいました」

 一方の笹原も、あれ以上自分にできることはなかったと語る。坪井は自分の方が位置関係的に前であったと主張したが、笹原の主張はこうだった。

「ブレーキングゾーンでは僕が一瞬前に出ました。もちろん彼がいることは分かっていて、一番イン側からオーバーテイクしようとしたので、僕にできることはなかったかなと思います」

「彼とは同じタイミングでブレーキングして、僕の方が前に出ていました。ただそこから彼がスピードをキャリーしてきて、『そんなに迫ってくるの?』という感じでした」

「そこで僕も『なるほど』と思って(オーバーテイクを)諦めたんですよ。減速してハンドルを切りましたが、縁石に乗るしかありませんでした。出口のあたりではそれ以上行き場もないし、最後の最後でフロントウイングを持っていかれました」

「そもそもそこで仕掛けなければいいという意見はあるかもしれませんが、僕は『いや、あそこでは行くでしょう』と思っています。自分で攻めに行っての結果なので、しょうがないかなと思います」

 なお、この接触についてはどちらか一方に責任があるとは判定されておらず、双方ペナルティなど出されることなく終わっている。

 

 
 
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