スーパーフォーミュラ
ニスモ所属の高星明誠がトヨタの開発車両に。メーカーの垣根超えたスーパーフォーミュラ開発テストがもてぎで実施
スーパーフォーミュラのカーボンニュートラル開発テストがモビリティリゾートもてぎで実施。高星明誠が初めて開発車両のステアリングを握った。
公開日時: 2023/09/12 11:20
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9月11日(月)〜12日(火)、モビリティリゾートもてぎにてスーパーフォーミュラのカーボンニュートラル開発テストが実施された。2台の開発車両は合計1700kmを超える走行距離を走破し、多くのデータを収集した。
今回のテストで注目を集めたのが、開発車両を走らせる開発ドライバー。“白寅”の走行は引き続き塚越広大が務めるが、“赤寅”は今回からニスモ所属のレーシングドライバー、高星明誠がドライブすることとなった。ホンダとトヨタが参画するスーパーフォーミュラにおいて、日産系のドライバーが車両の開発に携わるというのは異例と言える。
高星明誠, Red Tiger SF23
Photo by: JRP
今回のテストでは、再生可能原料の割合を増やした横浜ゴム製のカーボンニュートラル対応レーシングタイヤの開発が行なわれた。テスト初日は再生可能原料の割合を変えた4種類のタイヤコンパウンドの評価テストで、2日目はケーシング(構造)違いのタイヤが4種類持ち込まれてのテストとなった。2日間合計での走行距離は塚越が163周、約782.563km、高星が199周、約955.399kmとなった。
塚越はテストを終えて、再生可能原料の入ったタイヤが順調に進化していることを実感したと語った。
「昨年テストをして今季から導入されたタイヤをまず基本に、そこに更に再生可能原料の比率を上げたタイヤのテストになったわけですが、横浜ゴムが狙っている結果とドライバーのコメントがほぼ合っているというところから、非常にレベルの高い精度・次元に来ているのではと感じています」
「昨年の最初の頃はレースで使用するには少し厳しいかな……というフィーリングがあったのですが、今年一年使用している実績を踏まえて、計算通りに進んでいるなと言う印象を持ちました」
また、今回メーカーの垣根を超えて開発テストに参加した高星は次のようにコメントした。
高星明誠, Red Tiger SF23
Photo by: JRP
「トヨタの開発車両に私が乗れることは異例の事だと思いますし、非常に光栄には思いますが、だからこそテストメニューについての全てのことをきちんと消化していかなくてはいけないと思っていましたし、自分の評価コメントを皆さんに評価いただいて、開発がポジティブな方向に向かえば良いな、と考えています」
「テストに関しては昨日今日で、良いところ悪いところを見つけることが出来ましたし、今後の課題になるようなところも、見つけられたと思います」
「次回はウエット路面でのテストと聞いていますので、今回同様ミスすることなく全てのメニューをこなして行ければと思っています」
なお、次回の開発テストも同じくもてぎで実施予定。日程はシーズン終了後の11月21日(火)となっている。
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