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SF王者山本尚貴、開幕控え“本調子”でないと認めるも「ここでどれだけ踏ん張れるかが見せ所」

昨年のスーパーフォーミュラ王者である山本尚貴は、2021年の開幕前テストで本来のパフォーマンスを発揮できていないことに“やり場のない思い”を抱えているというが、ここからがドライバーの腕の見せ所だと語った。

山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)

山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)

Masahide Kamio

 昨年、自身3度目となるスーパーフォーミュラでのタイトルを手にした山本尚貴。彼は今季、TCS NAKAJIMA RACINGに移籍して自身初の連覇を目指すが、開幕前テストの段階では本来のパフォーマンスを発揮できていないと感じているようだ。

 山本は3月上旬に鈴鹿サーキットで行なわれた第1回公式合同テストを総合14番手タイムで終えた。そして富士スピードウェイで行なわれた第2回公式合同テストの初日では総合8番手に食い込んだが、総合トップタイムをマークしたチームメイトの大湯都史樹と対照的なリザルトに、複雑な心境のようだった。

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「(鈴鹿テストを終えて)変えられるところを変えてもらって、潰せるところを潰してきてもらったんですけど、本調子ではないです。パフォーマンスを出し切れていないことには納得できない部分もありますし、チームメイトの大湯選手があれだけ速いところを見ると、チームの状態も決して悪くないので、やり場のない思いは正直あります」

 そう語った山本。見た目上の順位は鈴鹿テストよりも上だが、根本的な問題は解決されていないという。

「基本的に抱えている問題は直っていませんし、起きている症状は変わっていません。順位の面で良く見えるのは、富士に照準を当てているチームが少ないのか、たまたまその選手より前にいるだけなのかなと思います。大湯選手との差は鈴鹿から基本的に変わっていないと思いますし、現状あまり良くないですね」

「この富士でもショートランとロングランをしたかったのですが、残念ながらプラン通りにはいっていません。今は残念ながらレベルを上げていくというよりは、本来のパフォーマンスを引き出すための時間の使い方になってしまっているので、理想としていた時間の使い方ではありません。でもこういうこともあります」

 コメントの端々に“キツい”、“参った”といった本音も飛び出した山本。しかしそこは国内トップカテゴリー“2冠”を成し遂げた男。ここで腐らずに踏ん張ることがドライバーとしての実力の見せ所だと、力強いコメントを残した。

「速いクルマに乗って調子が良いのは誰だってそうなので、悪い時にどれだけ踏ん張ってどれだけ良くできるかがドライバーの見せ所だと思うので、腐らずにやっていきたいです」

「ひとつひとつ『ここじゃない、ここじゃない』と悪い部分を潰せてきているという意味では、悪い中でも確実に前進できています。時間はかかるかもしれませんが、このチームはパフォーマンスを戻せる力を持っていると思いますし、一緒に悪いところを潰して本来のパフォーマンスを引き出せた時には、このクルマで絶対に1番前を走りたいと思っています。そうなるようにみんなと力を合わせて頑張ります」

 

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