スーパーフォーミュラ

「疲れるレースだった」中嶋一貴、山下健太との“神経戦”の末に今季最高2位

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「疲れるレースだった」中嶋一貴、山下健太との“神経戦”の末に今季最高2位
執筆:
2019/09/29 13:47

スーパーフォーミュラ第6戦で今季初の表彰台を獲得した中嶋一貴は、優勝した山下健太と“神経戦”を繰り広げたことで、疲れるレースになったと語った。

 VANTELIN TEAM TOM’Sの中嶋一貴は、スーパーフォーミュラ第6戦岡山で2位に入り、今季初の表彰台を獲得した。

 国内トップフォーミュラで2度の王者に輝いたベテランが、今季は苦戦を強いられていた。ここまでの5戦のうち3回Q1敗退を喫し、入賞も第4戦富士での1回(5位)にとどまった。

 しかし、今回の岡山戦は予選で4番グリッドを獲得すると、決勝でもミディアムタイヤスタートからセーフティカー出動の好機を活かしてピットインし、2位表彰台を手繰り寄せた。

 中嶋曰く、今季の苦戦の原因のひとつにはミディアムタイヤの扱いに苦労したことが挙げられるとのこと。同じ問題を抱えていた山下健太(KONDO RACING)の名前を挙げつつ、次のように語った。

「僕もヤマケン(山下健太)と同じく、今季はミディアムタイヤでのQ1を突破するのに苦労していました」

「今回も走り出しはあまり良くありませんでしたが、金曜日から土曜日にかけて変更したことが良い方向にいったようです。その結果、ミディアムでも戦える速さがあって、予選で前に行くことができました」

「結果的には予選のポジションがレース結果に直結したような形になってしまったので、少し悔しくもあります。ただ、ここまでずっと苦労してきたので、ある程度の結果が出せてホッとしています」

 今回のレースで中嶋は終始、自身と同じ戦略を採った山下を追いかける展開となったが、結果的にオーバーテイクするには至らなかった。両者がペースをコントロールしつつ神経戦を繰り広げていたが、中嶋は当時の状況をこう説明した。

「セーフティカーが明けてすぐの段階では、残り周回数もあったので『そんなに無理はしなくていいや』と思っていました。ただトップとの差が徐々に開いていったので、このままではまずいなと思いました」

「それで(山下に)『もうちょっと速くいってくれないかな』という思いで差を詰めようとしましたが、逆に僕がその時にタイヤを使ってしまったかもしれません」

「ただ、あまり間隔をあけて(山下に)楽をされても困るので、『(後ろに)いるよ』というのだけは見せておかないとなと思っていました。もちろん、めちゃくちゃ無理をしていた訳ではありません」

「最後まで気が抜けないので、疲れるレースでした」

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第6戦:岡山
ドライバー 中嶋 一貴
チーム TOM'S
執筆者 戎井健一郎