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【スーパーフォーミュラ】鈴鹿で“ゼロからのスタート”切った松下信治&B-Max、今や上位陣の一角に「あの時とはクルマも別物」

B-Max Racing Teamの松下信治は、同チームでのスーパーフォーミュラデビュー戦となった第2戦以来となる鈴鹿戦を迎えるが、前回とはマシンも別物だとして、高い期待感を抱いているようだ。

Nobuharu Matsushita, B-Max Racing Team

写真:: Masahide Kamio

 2021年のスーパーフォーミュラもいよいよ最終戦(第7戦)となった。舞台は鈴鹿サーキット。第2戦以来、今季2度目となる鈴鹿戦だ。

 今回のレースでは、その第2戦で好調だったDOCOMO TEAM DANDELION RACINGやcarenex TEAM IMPUL、そして今季のチャンピオンを決めているTEAM MUGENの野尻智紀らが優勝候補であることは間違いなく、上記3チームによるチームタイトル争いも見どころのひとつだ。しかしその一方で、第2戦では上位争いに食い込めなかったドライバーの中に、今や優勝候補に駆け上がった者がいる。それがB-Max Racing Teamの松下信治だ。

 ヨーロッパ帰りの松下は今季から国内カテゴリーへの復帰を果たしたが、B-Max Racing Teamからのスーパーフォーミュラ参戦は、その準備が難航したことから第2戦が初戦となった。この時はチームとしてもデータ不足は否めない状況で、予選12番手、決勝13位と悔しい結果に終わった。

 しかし第3戦オートポリスから田坂泰啓エンジニアがチームに合流するなど体制が充実。その成果もあってか、以後の4戦で松下は3位、4位、3位、6位と、4戦連続でトップ6でフィニッシュしている。なお、4戦連続トップ6フィニッシュを達成しているのは、すでにチャンピオン獲得を決めた野尻と松下のみである。

 チームとして大きな成長を遂げたことにより、松下は第2戦のリベンジとなる今回のレースに向けて高い期待感がある様子。彼は次のように語った。

「前回の鈴鹿戦はテストも全くできていないゼロの状態でしたが、今の僕たちはゼロではありませんし、あの時とはクルマも違います。走り出しへの期待感は高いです」

「あれ以来、レースをしてたくさんのデータが集まりました。不安材料も少しはありますが、明日の練習走行でしっかりとテストができれば、予選に向けて良いアプローチができると思います」

「(第2戦と比べて)マシンは全然違います。全くの別物です」

 今季のスーパーフォーミュラは野尻が圧倒的な強さを見せ、最終戦を残してタイトルを確定させているが、松下には最終戦の結果次第ではランキング2位でシーズンを終える可能性も残されている。彼はB-Maxがタイトルを狙う上ではまだ課題が残されているものの、自分たちがこれまで見せてきた成長は評価できるものだと述べた。

「チャンピオンを狙う上では、安定性や作戦を決める際の落ち着きなどが(チームには)まだ足りていないと思います。そこは伸びしろです」

「しかし始まった位置が低かったので、確実に成長しているという点で言えば、僕たちが今年やったことは評価できると思います」

 

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