第4戦富士|日曜FPはキャシディが首位。PPのアレックス・パロウは2番手
スーパーフォーミュラ第4戦富士の日曜フリー走行が行われ、ニック・キャシディがトップタイムをマークした。
写真:: Masahide Kamio
スーパーフォーミュラ第4戦富士の日曜フリー走行が行われ、VANTELIN TEAM TOM’Sのニック・キャシディがトップタイムをマークした。
日曜日は朝から雨が降り続いており、決勝レースの時間でも降雨が確実視されていることから、朝のフリー走行での詰めが重要になりそうなコンディションと言えるだろう。
朝の短いセッションが始まると、今か今かとピットで待ち構えていた各ドライバーが続々とコースイン。大きく水しぶきを巻き上げながら走行へ入った。ただ、メインストレートにマシンが帰ってくると、ウォータースクリーンで一面が白くなるほどだった。
開始5分、予選で2番手を獲得している坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が1分43秒634でひとまずのトップタイム。坪井はさらに1分43秒000までタイムを縮め、そこに小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が続いた。
その後、牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)が1分42秒293でトップタイムを更新したが、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分41秒931と更に上回るなど、タイムは続々と縮められていった。そんな中、牧野チームメイトでポールポジションを獲得しているアレックス・パロウも1分42秒308を記録して3番手まで浮上した。
残り15分を切る頃、パロウが1分41秒605までタイムを削ってトップに躍り出た。そこに坪井が1分41秒815で続き、予選上位のドライバーによるアタックが続いた。また、その少し後ろではニック・キャシディが1分42秒107までタイムを更新し、4番手につけた。
セッションは残り5分と残り少なくなる頃、キャシディが1分41秒394と更にタイム更新。一気にトップに躍り出してみせた。
そしてセッションは終了。キャシディがトップのままで朝のフリー走行を終えた。2番手はポールポジションのパロウ。3番手には坪井が入った。4番手以下は中嶋、野尻智紀(TEAM MUGEN)、牧野といったオーダーだ。
また、フリー走行後のスタート練習ではハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)がグリッド上で停止。エンジンストールを起こしてしまったようだ。
さらにパロウ、パトリシオ・オワード(TEAM MUGEN)も同様にエンジンストールによりグリッド上で停止してしまうハプニングが発生した。
【リザルト】スーパーフォーミュラ第4戦富士 日曜日フリー走行
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ニック キャシディ | Vantelin Team TOM'S | 14 | 1'41.273 | ||
2 | アレックス パロウ | TCS Nakajima Racing | 16 | 1'41.605 | 0.332 | 0.332 |
3 | 坪井 翔 | JMS P.mu/cerumo-INGING | 13 | 1'41.815 | 0.542 | 0.210 |
4 | 中嶋 一貴 | Vantelin Team TOM'S | 14 | 1'41.931 | 0.658 | 0.116 |
5 | 野尻 智紀 | Team Mugen | 14 | 1'42.225 | 0.952 | 0.294 |
6 | 牧野 任祐 | TCS Nakajima Racing | 14 | 1'42.293 | 1.020 | 0.068 |
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