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第4戦富士予選|雨の中でパロウが渾身のアタック! 初PPを獲得

スーパーフォーミュラ第4戦富士の予選が行われ、アレックス・パロウが初のポールポジションを獲得した。

アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)Alex Palou

写真:: Masahide Kamio

 スーパーフォーミュラ第4戦富士の予選が行われ、TCS NAKAJIMA RACINGのアレックス・パロウが初のポールポジションを獲得した。

Q1:赤旗中断を含む波乱の予選Q1

 予選セッションだが、直前のF3決勝レースの頃から雨が降り出しており、SFもQ1からウェットコンディションが宣言されてスタート時刻を迎えた。

 しかし開始から3分のところで赤旗が出されセッションは中断となった。300Rで走行していた車両と飛来してきた鳥と接触してしまい、コース上に横たわった鳥を回収するため赤旗が出された。さらに同じタイミングでパトリシオ・オワード(TEAM MUGEN)がターン13の手前でストップ。詳しい原因は分からないが、オワードはタイムアタックをすることなく予選を終えることになってしまった。

 コース上の清掃、またオワードのマシン回収作業が行われると、セッション再開が15時となる旨のアナウンスがなされた。

 程なくセッションは再開時刻を迎えると仕切り直しの20分間で再開し、各ドライバーらが続々とコースインし、タイム計測へ入った。

 一通りのドライバーが最初の計測を終えた段階でのトップタイムは福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。タイムは1分36秒866だ。そこに1分36秒921でアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)、1分37秒231で関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が続いた。

 残り時間が半分となるころには雨脚がセッション開始時よりも強まっており、2度目のアタックをではなかなかタイムを更新するドライバーは現れずタイムシートはこう着状態が続いた。Q1は残り時間が3分を切ってもノックアウト圏外から上位に割り込む選手が出てこないままの状態だ。

 一方上位陣では石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が1分37秒195までタイムを更新し3番手までポジションをを上げた。

 そしてQ1はチェッカーフラッグが振られ終了。福住がトップタイムでセッションを終えた。

 Q1で脱落となったのは13番手から順に国本雄資(KONDO RACING)、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)、ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)、アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、山下健太(KONDO RACING)、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、オワードの8名となった。

Q2:山本尚貴、中嶋一貴がQ2で脱落

 続くQ2、7分しか時間がないことあり、セッション開始と同時に全車がコースイン。計測2周目から3周目でタイムアタックをするマシンがほとんどだった。その中でいち早く好タイムを出したのが、石浦。1分43秒282でトップにつけ、そこに坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、関口が続いた。

 残り2分を切り本格的なアタックに入ると、石浦が1分37秒924でトップタイムを更新。そこに坪井が続いたが、後方から来た山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分39秒136で2番手につけた。

 だが、安心する間もなくタイム更新合戦が勃発。アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)が1分38秒587で2番手、牧野任祐が1分38秒654で3番手に割って入った。

 チェッカー後の計測では関口が1分37秒791で一気にトップタイムに浮上。それまでノックアウト圏内に入っていたニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)もアタックをまとめて1分38秒449をマークして5番手に浮上した。

 この結果、Q2でノックアウトとなったのは山本、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、塚越広大(REAL RACING)、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の4名となった。

Q3:アレックス・パロウ、初ポールポジションを獲得!

 Q3が始まると石浦、坪井、関口、野尻智紀(TEAM MUGEN)の順にコースインし、ゆっくりとタイヤを温めていく。またあまり間を空けずに残りのドライバーも順次ピットアウトし、アタックラップに備えた。

 ただ、メインストレートでのウォータースクリーンがはこれまでよりも激しく、雨量も多くなりつつある様子で、アタックのタイミングが難しいコンディションと言えそうだ。

 坪井はアウトラップで石浦の前に出ると、2周目にはアタックに入り、1分39秒252でトップタイムとした。後方からは関口、キャシディらも迫るが、僅かに及ばず2番手、3番手に留まった。

 残り2分を切った頃、ミッション系のトラブルが発生し牧野がメインストレートで突然のスローダウンを喫してしまった。

 そして残り1分を切った頃、パロウが1分39秒167をマークするタイムを叩き出し、トップに躍り出た。また野尻も1分39秒890で4番手に割って入った。

 ここでセッション終了となりルーキーのパロウが参戦4戦目にして初のポールポジションを獲得した。2番手は同じくルーキーの坪井。結果としてフロントロウはルーキーの独占となった。3番手には関口が入った。

【リザルト】スーパーフォーミュラ第4戦富士 予選結果

順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 前車との差
1 Spain アレックス パロウ TCS Nakajima Racing 4 1'39.167    
2 Japan 坪井 翔 JMS P.mu/cerumo-INGING 4 1'39.252 0.085 0.085
3 Japan 関口 雄飛 Team Impul 4 1'39.311 0.144 0.059
4 Japan 野尻 智紀 Team Mugen 4 1'39.890 0.723 0.579
5 New Zealand ニック キャシディ Vantelin Team TOM'S 4 1'40.021 0.854 0.131

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