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金曜専有走行|平川亮が1分31秒台でトップタイム。前戦優勝のパロウ2番手

スーパーフォーミュラ第5戦もてぎの金曜専有走行が行われ、平川亮がトップタイムをマークした。

平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

Jun Goto

 スーパーフォーミュラ第5戦もてぎの金曜専有走行が行われ、ITOCHU ENEX TEAM IMPULの平川亮がトップタイムを記録した。

 台風10号の影響で、風が強いなど不安定な天候だったが、大きく崩れることはなく、曇り空から晴れ間が覗くコンディションのもとでセッションがスタート。各車が続々とコースへ向かった。前戦富士で初優勝を飾ったアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)は早めのコースインだ。

 セッション序盤は、平川亮が1分35秒067をマークしてトップに。ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)、山下健太(KONDO Racing)がそこに続いた。ただ、タイムは次々と更新されていき開始10分の段階でタイムは1分34秒368(パロウ)にまで縮められた。

 開始15分、パロウがセクター2まで自己ベスト更新のタイムで走行していたものの、ヘアピンコーナーでコースオフを喫してしまうと、そのままグラベルで停止してしまった。それによりイエローフラッグが掲示されていたが、セッション開始から約20分頃に車両回収のため赤旗中断となった。

 また、赤旗掲示の少し前には中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分33秒467をマークしトップタイムを更新した。なお前戦富士がウエットレースとなったため、全車がほぼ新品のスリックタイヤを持ち越し分として選択し、このもてぎに臨んでいる。その中でセッション序盤にはUOMO SUNOCO Team LeMansの2台、塚越広大(REAL RACING)らがソフトタイヤを装着。中嶋もソフトタイヤだった。

 結局セッションは、パロウの車両回収のため12分ほどの中断を挟んで再開された。

 走行再開後にスピードを見せたのは、ルーキーのパトリシオ・オワード(TEAM MUGEN)。1分33秒338を記録し、一気にトップタイムへと躍り出た。なおオワードは、2度目の出走でソフトタイヤへと履き替えて同タイムを記録した。また対照的に、チームメイトの野尻智紀はミディアムタイヤを履いての走行を続けた。

 セッション後半はなかなかタイム更新はされない展開となったが、残り10分を切るとコースへ復帰したパロウや、それまでミディアムタイヤを履いていたドライバーの多くがソフトタイヤへと履き替えてピットアウト。そして、その中でもアーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が1分33秒446をマークして3番手へ浮上した。

 残り3分という終盤になり、タイムシートはさらに大きく動きを見せた。ソフトタイヤへと履き替えていた平川が1分31秒925と一気にタイムを更新。トップへ躍り出た。そこに自己ベストを更新したパロウ(1分32秒301)、山下(1分32秒315)らが続いた。

 そしてセッションは終了。唯一1分31秒台を記録した平川が金曜専有走行のトップタイムとなった。参考までに記載すると、前世代「SF14」でのコースレコードは昨年石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が記録した1分31秒591である。マシンが更新されているため直接の比較は難しいが、「SF19」の速さの一端が垣間見れるタイムと言えるだろう。

 2番手は前戦で初優勝を達成したパロウ。コースオフを喫してしまう場面はあったものの、順調にタイムを削った。3番手には山下が入った。

 また、スーパーフォーミュラ2戦目となるオワードは1分33秒338で7番手につけ、連続周回でも1分33秒台を連発するなど、前戦から急遽参戦という経緯にもかかわらず印象的な走りを見せていた。

 またVANTELIN TEAM TOM’Sは中嶋が終始ソフトタイヤで走行、チームメイトのニック・キャシディはミディアムタイヤでのみ走行するなど、積極的にタイヤの評価を行っていたように見えた。

 それとは対照的にUOMO SUNOCO TEAM LEMANSはセッションを通じてソフトタイヤのみ、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGはミディアムタイヤのみ、さらにアタックらしい走りも無しと、チームによって専有走行の戦略が別れていた様子が伺えた。

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【リザルト】スーパーフォーミュラ第5戦もてぎ 金曜専有走行

順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 前車との差
1 Japan 平川 亮 Team Impul 15 1'31.925    
2 Spain アレックス パロウ TCS Nakajima Racing 15 1'32.301 0.376 0.376
3 Japan 山下 健太 Kondo Racing 20 1'32.315 0.390 0.014
4 Japan 関口 雄飛 Team Impul 16 1'32.449 0.524 0.134
5 Japan 牧野 任祐 TCS Nakajima Racing 18 1'32.710 0.785 0.261
6 Japan 坪井 翔 JMS P.mu/cerumo-INGING 19 1'32.961 1.036 0.251

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