野尻智紀、早めのコースインも奏功し予選2番手。マシンには“良い兆し”を掴む

シェア
コメント
野尻智紀、早めのコースインも奏功し予選2番手。マシンには“良い兆し”を掴む
執筆:
2019/06/22 11:11

スーパーフォーミュラ第3戦SUGOの予選で2番手となった野尻智紀は、マシンのポテンシャルに改善の兆しが見えたと語り、チームが“良いステップ”を踏むことができたと感じているようだ。

 2019全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦SUGOの公式予選で2番手となり、フロントロウを獲得したTEAM MUGENの野尻智紀は、予選後の記者会見の中でマシンへの手応えを口にした。

 野尻は金曜専有走行を6番手、土曜フリー走行を7番手で終えた。そして迎えた予選では、10台ずつ2グループに分かれて行われたQ1で4番手、そしてQ2では5番手と、安定して上位に食い込み続けた。

 そしてQ3は山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)以外、満足なアタックができないまま赤旗終了となる波乱のセッションとなったが、その中で野尻は3番手タイムを記録。2番手のアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)が赤旗の原因を作ったとしてタイムを抹消されたため、ひとつ順位が繰り上がることとなった。

 思わぬ形で予選が終了したことにより不完全燃焼に終わった野尻だが、マシンには改善の兆しを感じていると語った。

「今シーズンチームを移籍させていただきましたが、その中でポテンシャルの面では周りの方が有利な状況が続いていました。ただここに来て少し良い兆しが見えてきたのかなというところで、しっかり良いステップを踏んで予選まで繋げられたのかなと思います」

 Q3でほとんどのマシンがアタックできなかったことは、ポールの山本と2番手の野尻とのタイム差が6秒以上あることからも見てとれる。ただ、その中で2番手につけられた要因のひとつには、チームの作戦があった。

「僕たちはQ3に残った中で先頭で(コースに)出ていけるピット位置だったので、その優位性を使わない手はないんじゃないかと思いました」と野尻は語った。

「ただQ2であれだけ山本選手のパフォーマンスが高かったので、ここまでの自分たちの流れを考慮しても、流石にそこまで届くっていうのは非常に難しいんじゃないかと思っていました」

「僕たちは最初から、この後雨が強くなったら良いな、という前提の下、最初から比較的ペースを上げていきました。ただその途中で(路面が)乾いてきてしまったので、これはやってしまったかなというところもありましたが……難しい予選だったと思います」

「ただこうやってフロントロウに並べるということで、明日の決勝を楽しみながら優勝目指して頑張っていきたいと思います」

次の記事
山本尚貴、“笑顔なき”ポールポジション「腑に落ちない予選だった」

前の記事

山本尚貴、“笑顔なき”ポールポジション「腑に落ちない予選だった」

次の記事

なぜQ3は再開されなかったのか? JRPがレースディレクターの声明を発表

なぜQ3は再開されなかったのか? JRPがレースディレクターの声明を発表
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第3戦:SUGO
サブイベント 予選
ドライバー 野尻 智紀
チーム team Mugen
執筆者 戎井健一郎