SUGO予選:キャシディがコースレコード樹立で初ポールポジション獲得

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SUGO予選:キャシディがコースレコード樹立で初ポールポジション獲得
執筆: 松本 和己
2017/09/23 12:20

第6戦SUGO予選が行われ、ニック・キャシディ(KONDO RACING)がコースレコードを更新する走りでポールポジション獲得となった。

 スーパーフォーミュラ第6戦の予選がスポーツランドSUGOで行われ、ニック・キャシディ(KONDO RACING)がコースレコードを更新し初ポールポジション獲得となった。

 テクニカルコースのSUGOではオーバーテイクが難しいとされている上、2スペックタイヤ制だった前戦オートポリスまでのようにタイヤに大きな違いがないため、決勝で良い結果を出すためには予選が非常に重要になってくる。

 午前中に行われたフリー走行はウエットコンディションでスタートしたものの、予選が行われる頃には路面は乾いており気温21度、路面温度は22度という状況。全車がスリックタイヤを装着した。

 全19台がアタックする予選Q1は、絶好の位置でアタックを行おうとセッション開始前からピットロードにマシンが並んだ。20分間のセッションがスタートすると、各車は低い路面温度を踏まえ、入念にタイヤを暖めてアタックに入っていった。

 まずは週末を通して上位につけているアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分6秒316をマークしトップにつけたが、それを後からアタックしたマシンが上回っていき、トップは代わってヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の1分6秒060となった。路面コンディションはマシンが走るほど改善していくような状態だ。

 全車がピットインし、タイヤをリフレッシュ。残り7分を切って続々とアタックに向かった。各車がタイムアップに成功し、オーダーがめまぐるしく変化していった。

 トップにつけていたロッテラーのポジションを奪ったのは、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)で1分5秒530を記録。マーデンボローも2番手につけ、チームメイトと1-2でQ1を抜けた。

 チェッカーが振られた時点で、ノックアウト圏内にいたフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO Team LeMans)は、最後のアタックでタイムを更新。これにより野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がQ1敗退圏に押し出されてしまった。山本尚貴(TEAM 無限)や山下健太(KONDO RACING)といったドライバーもQ2に駒を進めることができなかった。

 わずか7分間で争われる予選Q2。アウトラップを含め、3周かけてタイヤを暖めたドライバーたちがアタックへ。まずタイムを記録したロッテラーは、コースレコードまで0.117秒に迫る1分5秒122をマークした。これに届かず関口が2番手、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が3番手となった。

 マーデンボローは8番手で辛くもQ3進出。わずかな差で国本雄資(P.MU / CERUMO・INGING)が9番手でQ2敗退となった。予選の改善を課題に挙げていたローゼンクヴィストは、トラフィックに詰まり12番手でQ3進出ならず。塚越広大(REAL RACING)は、セクター3まで自己ベストタイムを刻んでいたものの、マシンをそのままピットへ入れてしまい14番手だった。

 Q3が始まると、ロッテラーからコースイン。しかし、彼はセクター1でミスがあったかアタックを中断。代わってまずタイムを記録したのが、ホンダ勢唯一のQ3進出となったピエール・ガスリー(TEAM 無限)。彼のタイムは1分5秒080という好タイムを記録して見せた。ロッテラーや小林可夢偉(KCMG)は届かず、ガスリーの初ポールポジション獲得かと思われた。

 しかしそれを打ち砕いたのが、ニック・キャシディ(KONDO RACING)だった。1分4秒910という新たなコースレコードを打ち立て、ポールポジション獲得となった。

 チェッカー間際には関口もタイムアップし、2番手。ガスリーは自己ベストグリッドの3番手となった。ポイントリーダーの石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)は8番手となり、ポイント争いのライバルに先行されてしまう形となった。

【関連ニュース】

スーパーフォーミュラ第6戦SUGO 予選タイム結果
1. ニック・キャシディ(KONDO RACING)/1:04.910
2. 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/1:04.988
3. ピエール・ガスリー(TEAM 無限)/1:05.080
4. アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)/1:05.089
5. 小林可夢偉(KCMG)/1:05.090
6. ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/1:05.242
7. 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)/1:05.313
8. 石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)/1:05.357

-- 以下、予選Q2により決定 --
9. 国本雄資(P.MU / CERUMO・INGING)/1:05.641
10. 中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING)/1:05.747
11. 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1:05.851
12. フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO Team LeMans)/1:05.889
13. ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)/1:05.983
14. 塚越広大(REAL RACING)/1:09.444

-- 以下、予選Q1により決定 --
15. 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1:06.171
16. 山本尚貴(TEAM 無限)/1:06.342
17. 山下健太(KONDO RACING)/1:06.439
18. 大嶋和也(SUNOCO Team LeMans)/1:06.524
19. 小暮卓史(B-Max Racing)/1:06.649

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第6戦SUGO
ロケーション スポーツランドSUGO
執筆者 松本 和己
記事タイプ 速報ニュース