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山本、最終決戦は予選3番手「チャンピオン獲りたいけど、前のふたりに勝ちたい」

タイトル獲得をかけてスーパーフォーミュラ最終戦”第7戦富士”に臨んでいる山本尚貴は、予選で3番手。決勝に向けてはもちろんタイトルを獲りたいとしながらも、それ以上に「野尻と坪井に勝ちたい」と語った。

山本尚貴 Naoki Yamamoto(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

写真:: Masahide Kamio

 チャンピオン獲得を目指して2020年のスーパーフォーミュラ最終戦(第7戦富士)に挑んでいるDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの山本尚貴。20日(日)午前に行なわれた予選では、3番グリッドを獲得することになった。山本はこれで予選3番手に与えられる1ポイントを手にし、今季の有効ポイントを56に積み増した。これでランキング首位で決勝を迎えることになる。

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「Q3に向けて良い組み立てができたと思います」

 山本は予選後の記者会見でそう語った。

「今週末は走り始めから、TEAM MUGENが少し抜け出すような好調さだったので、彼らに追いつくのは難しいと思っていました。でも、終わってみれば勝つこと(TEAM MUGENの野尻智紀がポールポジションを獲得)はできなかったけど、笹原(右京/予選5番手)の前には出ることができましたし、チームとしては良い組み立て、リカバリーができたと思います」

 野尻は今季2度目のポールポジション獲得。山本はその速さを賞賛しつつも、2番手となった坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)も含め、ふたりに負けたのは悔しいと語った。

「予選でポールポジションを獲る野尻選手の力はすごいと思います。若いふたりに前に出られた悔しさを、決勝にぶつけたいですね。決勝は年の功らしく良い走りをして、最後チャンピオンを獲りたいです」

 タイトル争いのライバルである平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)とニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)は、いずれも後方からのスタートとなった。しかしそのポジションだからこその戦略に警戒しなければと、山本は言う。

「当然、後ろからスタートするよりも、前からスタートできた方が展開的にも良い流れに持ち込めることもあると思います。ただ、前の方にいるからこそ、身動きが取れないこともある。後ろにニック選手と平川選手がいますけど、彼らに勝負権がないということでは決してありません。そのポジションだからこそ、動けることもあります。それを見ていきたいですね」

 金曜日に行なわれた記者会見に出席した際には、「今年は自分で勝って、ゼッケン1番を取り戻したいなと思います」と語っていた山本。しかし予選後の会見では、こんなことも言っていた。

「チャンピオンを獲りたいです。でも野尻選手と坪井選手にも勝ちたいし……チャンピオン獲るより勝ちたいですね」

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