精神的にも落ち着いて戦えた……大湯都史樹、終盤2連続表彰台で最優秀ルーキーに
TCS NAKAJIMA RACINGの大湯都史樹は、スーパーフォーミュラ第7戦富士で2位表彰台を獲得。同時にルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得した。
Toshiki Oyu, TCS NAKAJIMA RACING
Masahide Kamio
スーパーフォーミュラの今季最終戦となった第7戦富士で、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が2位に入った。
第6戦鈴鹿で初優勝を遂げた大湯は、続く今回の第7戦でも2位。2戦連続の表彰台を獲得したこともあり、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出された。ただデビューから3戦はポイントを獲得できず、苦しいレースが続いた。
「今シーズン中盤戦まではかなり苦しくて、予選まではうまくいっても、決勝では完走できない、良いレースをやりきることができていませんでした」
大湯は決勝レース後の記者会見でそう語った。
「後半に向けてこういう形で表彰台を2回獲れたのは、自分としても自信が持てました」
大湯は7番グリッドから決勝レースをスタート。10周目を終えたところで早々にピットに入るという戦略が功を奏し、ポジションを上げることができた。
そしてレース終盤には松下信治(Buzz Racing with B-Max)をオーバーテイクし、首位を行く坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)にプレッシャーをかけた。ただオーバーテイクシステムを使い切ってしまっていたため抜くまでには至らず、結局0.687秒差の2位となった。
「精神的にも気持ち的にも落ち着いてやれていたと思いますし、1コーナーではちょっとしたアクシデントがあったんですけど、そこからは自分のペースをつらぬいて、最後まで諦めずに戦えたのは良かったと思います」
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