スーパーフォーミュラ 第8戦・第9戦:鈴鹿
山本尚貴、スーパーフォーミュラで残すはあと1戦……でも”いつも通り”を心がけると誓う「最後格好良いレースがしたい」
いよいよ11月10日のスーパーフォーミュラ第9戦が、フォーミュラカーで最後のレースとなる山本尚貴。第8戦を7位で終えた山本は、最後のレースを「格好良く」終えたいと語った。
田中 健一 戎井健一郎
編集: 2024/11/09 12:06
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Naoki Yamamoto, PONOS NAKAJIMA RACING
写真:: Masahide Kamio
今週末の2レースがスーパーフォーミュラで最後の2戦となる山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)。その初戦となった第8戦を、山本は7位で終えた。
山本は金曜日のフリー走行で調子が良かったため、この土曜日の第8戦に大きな期待を抱いて臨んでいたという。その期待通りとはいかなかったものの、文字通り最後のレースとなる日曜日の第9戦に向けては、まずはポールポジションを目指し、最後のレースを”良いレース”にしたいと語った。
鈴鹿サーキットでのスーパーフォーミュラ最終ラウンド開幕直前、今季限りで同シリーズから退く決断を下したことを発表した山本。しかし金曜日のフリー走行ではまだまだ衰え知らずの速さを見せ、トップタイムをマーク。最後の勇姿を目に焼き付けようと鈴鹿を訪れた多くのファンは、その結果に感涙した。
そして一夜明けた11月9日。午前中に行なわれた予選ではQ1を順当に突破し、迎えたQ2では6番手。好位置から決勝レースをスタートすることになった。その決勝では7位と、入賞を手にした。
しかし山本本人は、もっと大きな期待を抱いていた。
「予選にも期待していたんですが、6番手ということで少し残念……少しじゃない、めちゃくちゃ悔しいです」
山本は第8戦のレース後にそう語った。
「昨日のフリー走行が調子良かったので、ちょっと身動きが取れない部分もありました」
「実はあのタイムでも、スプーンで大失敗していたんです。なのでかなり調子は良いだろうと思っていました」
「でも(予選の最速タイムが)1分36秒台前半まで行くとは思わなかった。そのタイムを狙うには、少しマシンは足りていませんでした」
「あのくらいにマシンを持っていかなきゃいけないということが分かったので、明日の予選に向けてしっかりとアジャストして、最後のレースでポールポジションを獲って終わりたいと思います」
決勝ではペースの面で苦しんだという山本。しかしチームメイトの佐藤蓮は、ピットでのトラブル(交換したばかりのタイヤが突如外れてしまった)によりリタイアとなってしまったものの、レースペース自体は優れていたため、それを参考に自分も前進したいと語った。
「決勝に関してはちょっと辛かったです。防戦一方な感じでした」
「佐藤選手はピットでアクシデントがありましたけど、ペースは良さそうでした。それを参考にしながら、どんな結果であっても最後まで諦めないで、ベストな走りをしたいと思います」
「こんなにキツいとは思っていませんでした。それ以上に太田選手のあの異次元の速さはどこから来るんだろう……それくらい素晴らしかったので、なんとか彼に追いつけるようにしたいし、最後格好良いレースがしたいです」
山本曰く、最後のレースだから何かを変える……そういうことはしたくないという。しかしライバルに負けて終わるわけにはいかないと、改めて語った。
「残り2戦だからとか、最後だからとか、別にそういうことで何かを変えるつもりはないです。とはいえ明日がフォーミュラカーでの最後のレースなんで、いつもどおりやるのはなかなか大変だなとは思いますけど。いつも通りを心がけたいと思います」
「ただ、ライバルに負けたままで終わるわけにはいかないし、終わりたくないので、なんとかチームのみんなと良いクルマを作って、今日は(佐藤)蓮も僕もうまくいかなかったので、明日ふたりで表彰台に上がる、良いレースをしたいと思っています」
関連ニュース:
スーパーフォーミュラ山本尚貴が明かす、スーパーフォーミュラ引退を決断した背景。怪我に苦しむ中、中嶋悟総監督からの親心に「背中を押してもらった」
スーパーフォーミュラ自己ベストリザルトのJuju、バトルを繰り広げた小林可夢偉を非難「明日から同じ目で見れない」……一方で小林も持論語る
スーパーフォーミュラ野尻智紀、やり直しアタックでタイヤを温めきれずQ1敗退。今季王者の可能性潰える「勝つためにやってきた……怒りの気持ちを明日の最終戦にぶつける」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 自己ベストリザルトのJuju、バトルを繰り広げた小林可夢偉を非難「明日から同じ目で見れない」……一方で小林も持論語る
次の記事 予選Q1の動きで野尻をいつになく憤慨させた太田格之進。本人は“駆け引き”の範疇との認識「予選なら常に起こり得ること」
More from
田中 健一

F1分析|フェラーリの秀逸な準備。最適なタイヤはソフトだと、初日から気づいていた可能性……”バグ”がなければ、打倒メルセデスは間違いなかった?
F1
F1
バーレーンGP
5 時間前
F1分析|フェラーリの秀逸な準備。最適なタイヤはソフトだと、初日から気づいていた可能性……”バグ”がなければ、打倒メルセデスは間違いなかった?

アロンソがセパンで8位、最後ノリスを封じる「次のシンガポールにも希望が見えている」
F1
F1
バーレーンGP
15 時間前
アロンソがセパンで8位、最後ノリスを封じる「次のシンガポールにも希望が見えている」

ホンダF1にとってマレーシアでのバーレーンGPは今季最高のレースに。折原エンジニア「PUの実力を完全に反映したわけではないが……価値ある結果」
F1
F1
バーレーンGP
1 日前
ホンダF1にとってマレーシアでのバーレーンGPは今季最高のレースに。折原エンジニア「PUの実力を完全に反映したわけではないが……価値ある結果」

More from
山本 尚貴

ホンダ、昨年末に京都で開催した「Premium Night」の様子を動画で公開。角田裕毅、岩佐歩夢、山本尚貴が登場……レッドブルとレーシングブルズのマシンの違い等を語る
F1
F1 8 ヵ月前
ホンダ、昨年末に京都で開催した「Premium Night」の様子を動画で公開。角田裕毅、岩佐歩夢、山本尚貴が登場……レッドブルとレーシングブルズのマシンの違い等を語る

スーパーフォーミュラ、SUGOで今季初のCN開発テストを実施。国本雄資と山本尚貴が赤虎/白虎のステアリングを握る
スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラ
Carbon-Neutral Test 1
2025/05/29
スーパーフォーミュラ、SUGOで今季初のCN開発テストを実施。国本雄資と山本尚貴が赤虎/白虎のステアリングを握る

今年のSTANLEY TEAM KUNIMITSUは白黒基調! スーパーGT・GT500今季カラー発表。メンテナンスはHRCが担当
スーパーGT
スーパーGT 2025/03/11
今年のSTANLEY TEAM KUNIMITSUは白黒基調! スーパーGT・GT500今季カラー発表。メンテナンスはHRCが担当

More from
Nakajima Racing

佐藤蓮、デビュー年以来自身2度目の表彰台「初日に比べて僕らに不利なコンディションだった……明日はもっと上でレースを」
スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラ
第1戦・第2戦鈴鹿
2025/03/08
佐藤蓮、デビュー年以来自身2度目の表彰台「初日に比べて僕らに不利なコンディションだった……明日はもっと上でレースを」

“再来日”から2年、ついにスーパーフォーミュラのシートを掴んだイゴール・フラガ「自分にとってターニングポイント。この機会を活かしたい」
スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラ 2025/01/16
“再来日”から2年、ついにスーパーフォーミュラのシートを掴んだイゴール・フラガ「自分にとってターニングポイント。この機会を活かしたい」

山本尚貴、今シーズン限りでスーパーフォーミュラから”退く”決断を下す「持てる力を全て出し切ってSFを降りようと思う」
スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラ
第8戦・第9戦:鈴鹿
2024/11/05
山本尚貴、今シーズン限りでスーパーフォーミュラから”退く”決断を下す「持てる力を全て出し切ってSFを降りようと思う」
最新ニュース

先入観で仕事しちゃだめよ! もてぎ戦で起きたハードタイヤ騒動、チーム&ライダーに教訓残す
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
3 時間前
先入観で仕事しちゃだめよ! もてぎ戦で起きたハードタイヤ騒動、チーム&ライダーに教訓残す

2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」
F1
F1 F1
バーレーンGP
4 時間前
2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」

MotoGP日本GP、無視されていたハードタイヤが実は”最高の”タイヤだった!? 決勝経て評価覆る「驚きだった」「後悔してる」
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
4 時間前
MotoGP日本GP、無視されていたハードタイヤが実は”最高の”タイヤだった!? 決勝経て評価覆る「驚きだった」「後悔してる」

ホンダ・レーシング渡辺康治社長が2027年1月1日付で退任へ。後任は現副社長の安田啓一氏
F1
F1 F1 5 時間前
ホンダ・レーシング渡辺康治社長が2027年1月1日付で退任へ。後任は現副社長の安田啓一氏
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録