福住仁嶺、ROOKIE Racingにスーパーフォーミュラ初表彰台をもたらす「でもやっぱり優勝を目指さなきゃいけない」
福住仁嶺はスーパーフォーミュラの第2戦で3位表彰台を獲得。これはチームにとっては嬉しい、スーパーフォーミュラで初の表彰台となった。
Nirei Fukuzumi, NTT docomo business ROOKIE, Akio Toyoda, Chairman of Toyota
写真:: Masahide Kamio
福住仁嶺が、モビリティリゾートもてぎで行なわれた2026年のスーパーフォーミュラ第2戦で3位入賞。ROOKIE Racingに、スーパーフォーミュラで初の表彰台をもたらした。
福住は今季からNTT docomo business ROOKIEに加入。その最初のラウンドで好結果をもたらした。
4日に行なわれた開幕戦では、予選4番手を記録したものの、最低重量違反が発覚し最後尾グリッドへと降格。その後行なわれた決勝は悪天候に見舞われ、そのほとんどがセーフティカー先導でのレースとなり、ポジションを上げるチャンスもほぼなかった。
5日の予選で福住は7番グリッド。そして今度こそドライコンディションとなった決勝ではタイヤ交換を遅らせる戦略が功を奏して3番手に浮上。そのポジションをキープし、3位フィニッシュを果たした。
「ROOKIE RacingはスーパーGTでは所属3年目ですし、チームの皆さんのこともよく知っています。ですから、テストが始まった時から、加入1年目とは思えないくらいの仲でやらせてもらっています」
福住は決勝レース後にそう語った。
「初戦という雰囲気もなく、皆さんがサポートしてくれる中で走れました」
「昨日は予選では上位に入ることができましたが、重量が少し足りず、失格になってしまいました。それでもこのROOKIE Racingは、皆でとにかく支え合うチームなので、そこまで落ち込むことなく、今日に向けてすごく集中することができました。それが今日のこういう結果に繋がったと思います」
昨年ももてぎでのレースでも、ROOKIE Racingは好調。大嶋和也のドライブで6位に入っていた。そのことが、今年に向けての自信にも繋がったという。
「昨年、大嶋選手はここもてぎで高いパフォーマンスを発揮していました。路面が変わったとはいえ、決勝には少し自信がありました」
そう福住は語った。
「スタートは全然よくなくて、順位を落としてしまったのですが、その後チームが採った戦略がうまくハマってくれました。状況を見ながら(最初のスティントを)引っ張って、いいタイミングでピットに入ったんですが、その作業でミスがありました」
「チームの皆さんも、初表彰台でプレッシャーがかかったと思います。色々あったとは思いますが、それでもちゃんとコースに戻してくれました」
「モリゾウさん(トヨタ自動車の豊田章男会長)も見ている中で、自分のやった仕事にはあまり満足していないんですけど、こうやって展開にも恵まれて上位でフィニッシュできて、よかったと思います」
福住は今回の3位表彰台に感動したと言うが、さらに上……優勝を目指したいと誓う。それには、ちょっと邪な理由もあるようだ。
「今日の3位には、僕自身ちょっとグッと来そうでした。でも、やっぱり優勝しなきゃとはすごく思っています」
「さっきトークショーの時に、(豊田会長に)優勝したら何かありそうだと言われたので、そのご褒美を期待して頑張りたいなと思います」
そう福住が語ると、会見場は笑いに包まれた。
これまで様々なチームで戦ってきた福住。このROOKIE Racingの強みについては、どう考えているのか?
「他のチームももちろんそうなんですが、ROOKIE Racingは特に勝ちにこだわっているというか、妥協をしないし、みんながまとまっているところが強みだと思います」
「1台体制で不利な部分もあるかもしれないですけど、その分1台に集中できる部分もあります。採れるデータは少ないかもしれないですが、色々なでアイデアを1台に集中して投入できるので、それがすごく強いところなんじゃないかと思います」
【PR】2026年のF1を見るならFOD。スーパーフォーミュラも全戦ライブ配信
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。