SF復帰の平川亮「以前よりも積んでいる経験を生かしたい」

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SF復帰の平川亮「以前よりも積んでいる経験を生かしたい」
執筆: 吉田知弘
2018/03/23 3:46

今シーズン、スーパーフォーミュラに復帰する平川亮は、他のカテゴリーで積んできた経験を今季は生かしていきたいと意気込みを語った。

 今季はスーパーGTに加えてスーパーフォーミュラにも参戦する平川亮。先日、鈴鹿サーキットで行われた第1回公式テストを振り返るとともに、今シーズンに向けての意気込みを語った。

 昨年、スーパーGT500クラスでシリーズチャンピオンを獲得した平川。今年は2015年以来となるスーパーフォーミュラ復帰も果たすことになった。所属チームは星野一義監督率いるITOCHU ENEX TEAM IMPUL。鈴鹿での公式テストでは車体側のちょっとしたトラブルが原因でコースオフ、クラッシュしてしまうシーンもあったが、全体的にブランクを感じさせない走りを披露。2日目の最終セッションではトップと0.077秒差の2番手につけた。

 シリーズ参戦は2015年以来となるが、シーズンオフのテストを何度か担当していたこともあり、平川自身はSF14の車両に対してのブランクは感じていない様子。公式テストの前日に行われた鈴鹿モータースポーツファン感謝デーでのフリー走行から、全開で攻めていったという。

「(シリーズ参戦は3年ぶりですけど)慣熟走行とかは特に必要ない感じで、鈴鹿ファン感のフリー走行からガンガン攻めていました。(2日間のテストでは)コンディションが良い時はラップタイムも良かったんですが、2日目になってコンディションが悪かったのか、若干スピードが上がらなくて悩んでいました。最後は修正できたので良かったです」

 ただ、以前に平川が参戦した時と変わっている点は、オフィシャルタイヤサプライヤーが横浜ゴムになり、ドライタイヤがソフト・ミディアムの2種類に増えたということ。特にソフトタイヤの扱い方に関しては、他のドライバー同様に平川も掴みかねている様子だった。

「同じ条件だと、ソフトの方が単純にグリップがあって感触はいいんですが、その割にタイムが出なかったりします。逆にミディアムで200km~300km走ったタイヤの方でタイムがでたりとか、謎なところが多いです。(ソフトタイヤは)ちょっと未知数ですね」

 平川は、2012年にF3ルーキーイヤーでチャンピオンを獲得し、翌年鳴り物入りでスーパーフォーミュラ2ステップアップ。同じ鈴鹿を舞台にして行われた1回目の公式テストでは経験豊富なライバル相手に2番手タイムを記録し周囲を驚かせた。

 奇しくも、復帰初年度となる今回も2番手でテストを終えたのだが、平川はテストよりもシリーズ戦の方が重要だと冷静にコメント。特にコンディションの変化でマシンバランスがズレた時の修正が上手くできるかがポイントだと語った。

「F3から上がって初めての鈴鹿のテストでも、(今回と同じ)2番手だったんですよね。レースはまた違うし、コンディションも変わってくるので、当時と同じこと(テストは良かったがシーズンは苦戦した)にならないようにしたいです」

「今はセットアップが決まっているからいいですけど、ちょっとズレた時にどう修正できるかですね。以前と比べると経験も少し増えているので、その辺を生かせればと思います」

「300kmのレースは以前に経験はありますが、タイヤが2種類あるので、ソフトとミディアムの使い方とか、実際にレースでのタイヤの(グリップの)落ち具合とかも経験していないので何とも言えない部分もありますが、開幕戦では(自分で)納得できるレースにしたいですね」

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第1回公式テスト鈴鹿
ドライバー 平川 亮
執筆者 吉田知弘
記事タイプ 速報ニュース