石浦宏明「予選でのスピンが反省点。次のレースでは今回の分も取り戻せるように」

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石浦宏明「予選でのスピンが反省点。次のレースでは今回の分も取り戻せるように」
2018/05/28 6:21

石浦宏明は、予選でのスピンが反省点であり、今回得られたデータを次に繋げて取り返したいと語った。【JMS P.MU/CERUMO・INGINGレースレポート】

2018 SUPER FORMULA
JMS P.MU/CERUMO・INGING Report
第3戦 スポーツランドSUGO

◆5月27日 (日)  決勝
#1石浦宏明 11位/#2国本雄資 リタイア
〈決勝〉天候:晴れ|コース状況:ドライ

 2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の決勝レースが行われた。JMS P.MU/CERUMO・INGINGは石浦宏明がスタートで他車に追突され順位を落とすも、粘り強く走り続け11位。国本雄資は抜群のスタートで速さをみせるが、マシントラブルによりリタイアとなった。

 予選日に引き続き晴天のSUGO。午前9時から始まったフリー走行では、石浦がミディアムタイヤで、国本がソフトタイヤで周回を重ね、チームとして決勝に向けたデータ収集を行った。セッションは途中で赤旗中断があり5分延長となったが、2人はそれぞれ順調に周回を重ね、石浦が15番手、国本が13番手という結果でセッションを終えた。

 天気は崩れることはなかったが、スタートの頃に陽射しが雲に遮られるようになり、気温24℃、路面温度は42℃というコンディションのもとで68周のレースがスタートした。ソフトタイヤを履いた4番グリッドの国本は今回も抜群のスタートダッシュを見せ、トップに並びかける勢いで1コーナーへと入っていったが、行き場に詰まりペースダウン。それでも4番手をキープした状態でオープニングラップを終えた。8番手スタートの石浦はミディアムタイヤでのスタートを選択。こちらもスタートの動き出しは良かったものの、1コーナーに飛び込んでいく集団の中で後続の車両に追突され順位を落とし、オープニングラップは10番手。さらにソフトタイヤを履いた後続車に先行され4周目には12番手にまで後退したが、ここで踏みとどまると、その後は安定したペースで周回を重ねていくことになった。

 レース全体が動いたのは16周目。馬の背コーナーで2台のマシンが接触しコースアウトしたことで、セーフティカーが導入される。上位のマシンのうち数台はタイヤ交換の義務を果たすためにこのタイミングでのピットインを選択したが、国本、石浦の2台はそのままコースにとどまることを選択した。24周目にレースが再開した段階で、国本は2番手、石浦は4番手を走行していた。国本はそのまま2位を走行し、トップの車両がピットインしたことで44周目には首位に立ったが、翌周にスロー走行しピットイン。ギヤトラブルに見舞われそのままリタイアとなり、ポイント獲得のチャンスを失ってしまった。

 一方の石浦は、ミディアムタイヤの安定したペースで粘り強い走りを披露。かなりタイヤも消耗した57周目には、ミディアムタイヤでのベストタイムとなる1分8秒021をマークし、61周でピットインするまでの数周をハイペースで走行してから、ソフトタイヤに履き替え終盤の7周に賭けた。しかし、冷えたタイヤで走らなければならないアウトラップで数台にかわされてしまう。その後65周目にはファステストラップを記録した関口選手に次ぐ、自己ベストの1分7秒372を記録するものの、順位アップは叶わず最終的に11位でレースを終えた。

 ポイント獲得にはならなかったものの、レースウィークを通じて、今までチームが苦手としていたSUGOで速さを取り戻すきかっけを掴むことが出来た。ホームグラウンドであり両選手が得意とする次戦の富士ではこれを生かし、昨年に続く優勝、更には1-2フィニッシュを狙う。

ドライバー/#1石浦 宏明
「予選順位が中盤になってしまったことと、ミディアムタイヤでの自分のペースが良かったことで、戦略的にはミディアムタイヤでスタートし、引っ張っていく作戦を考えていました」

「誤算だったのは、セーフティカーが出た時に、自分より前のクルマもピットインしない作戦を選択したことで、リスタート後に自分のペースで走れなかったことです。もとはといえば、予選の位置が作戦に関しても響いてしまったので、予選でのスピンが反省点です。今回、SUGOに対して速いクルマをチームが用意してくれたので、結果につなげられなかったのは非常に悔しいです」

「今回得られたデータをしっかり次のレースにつなげて、今回の分も取り返せるような結果を出せるように頑張ります」

ドライバー/#2国本 雄資
「スタートの動き出しはすごく良くてトップのマシンの背後につけたのですが、1コーナーで一番イン側にいたことで行き場に詰まってしまい、逆にアウト側に並んでいた2台にも抜かれてしまいました」

「ギヤトラブルの症状はセーフティカー明けから出ていたのですが、症状が出ない周もあったりして、もしかしたら直るかもしれない、直ればプッシュして前に追いつけるという自信もあったので、なんとかあの周までは頑張りました。あきらめるのは簡単ですが、何としても走りたかったです。思い切りプッシュできるクルマになっていたのは良かったです。ただ、予選でこの上にいるクルマたちのタイムまで行くためにはまだ課題はあると思います」

「ちょっとずつうまく進んでいたところでポイントが獲れなかったのはとても悔しいですが、気持ちを切り替えて残りのレースで優勝できるように頑張ります」

監督/立川 祐路
「国本の方は、スタートでの位置取りが上手くいかなかったものの、おおむね順調にレースを進めていましたが、セーフティカーが出たあの瞬間に、ピットに入れることができませんでした。最終的にはトラブルも出てしまい非常に残念です」

「石浦に関しても、戦略的にうまく行きませんでした。クルマの状態に関して収穫はありましたが、フリー走行から予選まで、2台ともに調子が良かっただけに、これを結果に結び付けられなかったのが残念です。その分、次のレースで取り返しに行きたいと思います」

総監督/浜島 裕英
「マシントラブルに関しては、ドライバーに申し訳ないと思っています。石浦も、クルマは良かったと思いますが戦略がうまく行きませんでした。SUGOはこれまであまり調子が良くなかったのですが、今回は前の方のタイムが出せるようになりました。ただ、それを活かさなければレースにはなりません。この反省を活かして、富士以降の大会に臨みたいと思います」

【JMS P.MU/CERUMO・INGINGレースレポート】

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第3戦SUGO
サブイベント 日曜日 決勝レース
ロケーション スポーツランドSUGO
ドライバー 石浦 宏明 , 国本 雄資
記事タイプ プレスリリース