山本尚貴、展開に恵まれ今季2勝目「こういうレースもあるんだな……」

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山本尚貴、展開に恵まれ今季2勝目「こういうレースもあるんだな……」
執筆: 吉田知弘
2018/05/27 12:01

2018スーパーフォーミュラ第3戦SUGO。大逆転で今季2勝目を挙げた山本尚貴(TEAM MUGEN)は、まさかのレース展開に驚きの表情を見せていた。

 スポーツランドSUGOで行われたスーパーフォーミュラ第3戦。6番手スタートから逆転で優勝した山本尚貴(TEAM MUGEN)は、まさかのレース展開に驚きの表情を見せていた。

 レース後、記者会見に登場した山本は「正直、ここに(優勝して記者会見に)来られると思っていなかったので驚きもあるし、嬉しいです」と、今回の勝利は展開にも恵まれたと語った。

「今日のレースは何と言っても、戦略の面でチームがあのタイミングで(ピットに)呼んでくれたこと(が最大の勝因)だと思いますし、その次に挙げるとしたらリスタート後に、前に同一ラップでミディアムを履いている関口選手と伊沢選手を抜くことができて、ニック選手の間にその2台を入れられたことも大きな勝因だったなと思います」

「こういうレースもあるんだなとつくづく思います。昨年も一生懸命がんばっていましたけど、何してもうまくいかなかったし、その一方でピエール(・ガスリー)が全部うまくいっていたので、すごくフラストレーションも溜まっていたし、苦しい時期がありました。でも、今日みたいにうまくいってしまうレースもあるんだなと思うと、レースの奥深さを改めて感じました」

 また今回の勝負どころとなった場面については、山本は2つのシーンを挙げた。まずは自身がピットストップを終えセーフティカーが解除されるシーン。背後のニック・キャシディ(KONDO RACING)を警戒していたという。

「真後ろにいたニック選手がソフトを履いていると聞いて、ピットのタイミングも早かったのでタイヤのウォームアップもできていたと思います。リスタートの時に抜かれるかなと感じましたが、ここが踏ん張りどころだなと思いました」

「そこで抑えるよりも、前のクルマをキャッチアップしていった方が自分に有利になるなと思って、リスタートの時もタイヤをどんどん温めて、関口選手と伊沢選手を抜くことだけを考えて走りました。結果的にそれがうまくいったかなと思います」

 そして、もうひとつはトップを快走していた小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)とのタイム差だったという。

「細かくは聞いていませんでしたが、SUGOはトップ6のラップタイムが(掲示ボードに)出ていて、可夢偉選手が1分08秒の前半で走っているのは知っていましたし、2年前に関口選手が35秒くらいリードしていればトップで戻れたというのも頭に入っていたので、何としても可夢偉選手に離されないようにしなきゃいけないなと思いつつも、燃料を積んで重い状態で走らないといけない状態で……僕にとっては辛い状況でペースが上がりませんでした。そして前回のオートポリスからソフトを調子よく使えていたし、向こうは燃料が軽くなっていく状態だったので、ちょっと厳しいなと思っていました」

「でもモニターでピット作業をしているのが見えたので、うまく前に出られたなと思いました。とにかく後ろを見ないで一生懸命走ることに集中しました」

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シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第3戦SUGO
ロケーション スポーツランドSUGO
執筆者 吉田知弘