関口の不可解なQ1敗退にチームが抗議提出、大会競技長が注意喚起受ける

シェア
コメント
関口の不可解なQ1敗退にチームが抗議提出、大会競技長が注意喚起受ける
執筆: 吉田知弘
2018/05/26 10:46

2018スーパーフォーミュラ第3戦SUGO。予選Q1終了後にタイム抹消を通達された関口雄飛がQ1敗退となった件で、ITOCHU ENEX TEAM IMPULが抗議を提出した。

 スポーツランドSUGOで行われたスーパーフォーミュラ第3戦。その公式予選のQ1終了後に関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)のタイム抹消が通達され、Q1敗退となった件に対しチームが抗議を提出。大会審査委員会はこれを受理した。

 20分間で行われた予選Q1のセッション残り1分を切ったところで、トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が電気系トラブルでSPコーナー2つ目でストップ。残り1分のところで赤旗中断が出された。この時関口は1分05秒547を記録し5番手につけていた。残り2分20秒まで時間が戻されセッション再開。この時点でQ2進出を確信していた関口は、Q2以降のマシンセッティングの確認のためコースインしたがタイムアタックは行わず、セッションは終了した。

 実際に彼のタイムを上回る者はおらず5番手で通過したかに思われたが、セッションが終了した後になってタイミングモニターが提示され、関口のベストタイムが抹消された。

関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

Photo by: Masahide Kamio 

 これは、赤旗前の関口のアタック中にイエローフラッグの区間を通過していたため、統一規則第27条8(公式予選中、黄旗提示区間を走行した車両の当該周回タイムは、公式予選結果として採用しない)により、1分05秒547のタイムは抹消されることになったのだ。

 しかし、これは赤旗中断前のタイミングで記録していたもの。車両回収に時間を要したこともあり、約20分に渡ってセッションが中断されていたが、その間にタイム抹消に関する通達は一切なく、セッション後に関口のタイムが抹消された時もモニター上に抹消理由等が表示されなかったため、現場はかなり混乱した。 

 Q2開始までのインターバルの間にチームインパルの星野一義監督もコントロールタワーに行き抗議したが、結局関口は16番手でQ1敗退となった。

 こういった一連の流れもあり、チームがQ2進出車両の発表に対して抗議を提出。これを受け大会審査委員会は指摘された事項に対して調査した結果、抗議を受理。17時15分付けで公式通知を発表した。

 これによると、19号車から提出された抗議料(10万4800円)は返金。さらに大会競技長への注意喚起を行なったことが明らかにされた。

 予選順位の変更はなく、関口は16番手から明日の決勝レースに臨むことになる。

次の スーパーフォーミュラ ニュース
Q1敗退のピンチからポール獲得、野尻智紀「中断の時は不安になった」

前の記事

Q1敗退のピンチからポール獲得、野尻智紀「中断の時は不安になった」

次の記事

大クラッシュの伊沢拓也、幸い大事には至らず。決勝出走を目指す

大クラッシュの伊沢拓也、幸い大事には至らず。決勝出走を目指す

この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第3戦SUGO
サブイベント 土曜日 予選
ロケーション スポーツランドSUGO
ドライバー 関口 雄飛
執筆者 吉田知弘
記事タイプ 速報ニュース