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荒れた展開にも動じず、今季初PPの野尻「クルマのパフォーマンスには自信があった」

2020スーパーフォーミュラ第4戦オートポリス。今季初のポールポジションを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)は、赤旗が続くなど荒れた展開になっても、特に動揺することなく予選を進められたと語った。

野尻智紀 Tomoki Nojiri(TEAM MUGEN)

写真:: Masahide Kamio

 オートポリスで行なわれている2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第4戦。公式予選で今季初のポールポジションを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)は、終始自信を持ってアタックできたセッションだったと振り返り、決勝も好スタートを決め、全力を尽くして戦いたいと語った。

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 予選Q1のA組で4番手、Q2で6番手に入り、Q3進出を果たした野尻。最終のQ3では大きくタイムを更新して、1分24秒140をマーク。今季初のポールポジションを飾った。

 実はQ3で野尻は、わざとフロントタイヤのみユーズドを選択していた。これについて野尻は「僕たちはフロントタイヤの温まりが悪かったので、フロントのみ皮むきしたタイヤを使いました」とコメント。それよりマシンのパフォーマンスに自信を持てたことが、ポールポジション獲得の要因だったと語った。

「赤旗中断などもあった予選でしたけど、クルマのパフォーマンスも良かったので、僕としては動じることなく予選を進めることができましたし、Q3に向けてポールポジションを獲るためにうまく進められたかなと思います。そのあたりはチームにもかなりリクエストした部分もあったので、頑張ってくれたチームに感謝です。まずは、ひとつポールポジションという形で結果を残すことができたので良かったです」

 この後すぐに決勝レースが始まるが、それに向けて野尻は、良いスタートを決めたいと意気込みを見せた。

「すごく有利なポジションですので、まずはしっかりとスタートを決めて、自分の力を100%発揮できるレースにしたいなと思います」

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