スーパーフォーミュラ 合同/ルーキードライバーテスト

スーパーフォーミュラ、トテモハヤカッタデス! 今季SFライツ参戦のヴィダーレス、日本でのキャリア継続を熱望「僕はここに残りたいんだ」

今季はスーパーフォーミュラ・ライツに参戦し、シーズンオフにはスーパーフォーミュラのテストも経験したデビッド・ヴィダーレス。実は日本語も勉強しており、来季以降も日本でレース活動を続けたいという意欲があるようだ。

戎井健一郎

公開日時: 2023/12/10 10:05

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David Vidales, VANTELIN TEAM TOM’S

 鈴鹿サーキットで実施されたスーパーフォーミュラの合同テスト兼ルーキードライバーテスト。総勢32名が参加したこのテストの3日目はルーキー限定のセッションとなり、多くの外国人ドライバーがスーパーフォーミュラを初ドライブしたが、VANTELIN TEAM TOM’Sの37号車を走らせたデビッド・ヴィダーレスもそのひとりだった。

 ヴィダーレスはスペイン出身の21歳。2020年に4輪レースキャリアをスタートさせ、2022年にはFIA F3にステップアップ。スプリントレースで1勝を挙げてランキング16位となった。2023年は日本に渡り、B-Max Racing Teamからスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)を戦った。

 ヴィダーレスは今回のSF鈴鹿テストで、今季のチャンピオンマシンでもある宮田莉朋の37号車をドライブする機会を得た。12台が参加したルーキー枠の中で、午前セッションは7番手、午後セッションは5番手タイム。3日目総合では6番手であった。

 今シーズンのSFライツでは表彰台1回・ランキング9位と苦戦したヴィダーレス。SFテストを終えてヨーロッパに帰国したが、シーズン中は長らく日本国内に滞在しており、その中で日本語も勉強するなど、故郷から遠く離れた日本でのレースに意欲的に取り組んでいたようだ。実はヴィダーレス、今季のSFライツ参戦発表時もスペイン語、英語、日本語での挨拶をSNSに投稿していた。

 

 日本語を勉強しているという噂を聞きつけ、スーパーフォーミュラのテストを終えたヴィダーレスにそのことを尋ねると、「チョットダケハナセマス。エーット……何か質問してみてよ」とのことだったので、日本語で自己紹介をお願いしてみた。

「僕の名前はデビッドです。スペイン人です」

「今年は、スーパーフォーミュラ・ライツをしました。今日は、スーパーフォーミュラを初めてしました。とても速かったです」

 咄嗟の質問にも、流暢な発音で答えてくれたヴィダーレス。インタビューを英語に戻して日本でのレース活動継続への思いを聞いたが、やはり日本語を勉強するだけあって、来季以降も日本でレースがしたいという思いが強くあるという。

David Vidales, VANTELIN TEAM TOM’S

Photo by: Masahide Kamio

David Vidales, VANTELIN TEAM TOM’S

「僕は是非ともここ日本に残りたいと思っているんだ」

「ここには素晴らしいレースがあり、サーキットも素晴らしい。今日はスーパーフォーミュラのマシンをドライブしたけど、本当にすごかったよ。こんなマシンはこれまで走らせたことがない。正直言って、レーシングドライバーとして最高の経験のひとつが味わえたと思っている」

「もちろん、これから来年に向けて日本で何かできないか模索したい。明日以降、将来に向けたチャンスを掴めたらと思う」

 最近ではサッシャ・フェネストラズが4シーズンにわたって日本のレースにフル参戦し、その中で日本語を勉強して、簡単なコミュニケーションがとれるレベルまで上達していたことも記憶に新しい。ヴィダーレスの日本語の上達も、これから見届けることができるだろうか。 

 

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