スーパーフォーミュラ
モナコから御殿場へ! ブルツ兄弟の新生活「ご飯も美味しくて、みんな親切」……今季はトヨタ育成で国内レース参戦
スーパーフォーミュラに参戦するチャーリー・ブルツは現在、弟のオスカーと共に御殿場に住んでいる。これまで住んでいたモナコとは環境が異なるが、楽しんでいるようだ。

Jamie Klein
公開日時: 2026/03/31 7:05
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写真:: Masahide Kamio
元F1ドライバーであるアレクサンダー・ブルツの息子であるチャーリー・ブルツは、今年から弟のオスカーと共にトヨタの育成プログラムに加入。兄チャーリーはTEAM GOHからスーパーフォーミュラに、弟オスカーはTOM’Sからスーパーフォーミュラ・ライツに参戦する予定だ。
ふたりは日本でのレースに腰を据えて取り組むため、富士スピードウェイ近郊の静岡県・御殿場市に移住。これにより、チームのファクトリーへもアクセスしやすくなっている。
昨年までFIA F3で戦い、今年はスーパーフォーミュラだけでなくスーパーGTのGT300クラスにもaprからエントリーするチャーリー・ブルツはmotorsport.comの取材に応え、日本での新生活にはすぐに慣れることができたと語った。
「これまでずっとモナコで暮らしてきたから、ちょっと慣れない環境ではあるよね!」と冗談っぽく話したブルツだが、「いやいやそんなことはなくて、実際のところはとても良い感じだ」と続ける。
「もう少し天気が良くなるといいんだけどね。雪がかなり積もる日もあるから、そこは少し大変だった」
「でも弟と一緒にいられるのはありがたいし、日本での変化にも適応しやすい。それに御殿場に住んでいるのはすごく良いことだ。時間があるときは週に何度かチームに行ってデータを見たりできる。気になることがあれば直接聞きに行けるからね」
「まだ来て1ヵ月くらいだけど、レースで忙しい日々を送っている。多少の自由時間はあるけど、趣味のゴルフに行ったり、トレーニングもしている」
「数週間後にはシミュレータが届く予定で、そうしたらずっと練習して、日本のコースをもっと学んでいくつもりだ」
「食事も美味しいし、みんなとても親切だ。それに自転車で走るのにすごくいいルートや綺麗な場所も見つけているよ。いい生活だね」
1台体制のTEAM GOHからスーパーフォーミュラを戦うブルツだが、チームにもすぐ馴染めたという。元インパルの柏木良仁エンジニアや、モトパークやインター・ユーロポールなどに所属しヨーロッパでの実績を持つエンジニアのアンディ・コーラーとも強い信頼関係を築いているという。
「チームにも馴染めている。まだ長くいるわけじゃないけど、まるで家族のように感じるんだ。これは決まり文句で言っているわけじゃなくて、本当にそう感じている」
Charlie Wurz, TEAM GOH
写真: Masahide Kamio
「それにチーム唯一のドライバーであるのも良い点だと思う。みんなが同じ方向を向いて努力しているのを感じるし、チームのサポートと信頼も実感している」
「もちろんスーパーフォーミュラのレベルは非常に高いから簡単ではない。でも優れたエンジニアがいるし、シーズンを通して前進できるパッケージはあると思う」
ブルツは2月に鈴鹿で行なわれた合同テストを総合21番手で終えた。ベストタイムは1分38秒007で、総合トップの福住仁嶺からは約1.7秒遅れだった。
4月に行なわれるもてぎでの開幕ラウンドに向けてブルツは、現状を踏まえればポイント争いができれば満足だと語る。
写真: Masahide Kamio
「テスト中はブレーキの問題があって、新品タイヤでの最後のアタックでは本来のパフォーマンスを出し切れなかった。でもドライバーとしての走り自体は悪くなかったし、多くのことを学べたと思う」
「正直なところ、ヨコハマタイヤは最適な作動域を見つけるのがとても難しいと思っていて、まだ完全には掴めていない。そこを最大限引き出せるようになれば、予選ではもっと速さを出せるはずだ」
「現実的に考えれば、ペースは15位前後かな。トップ10に入るにはあとコンマ数秒必要で、それが開幕戦の目標になる。自分たちの走行距離を考えれば、1〜2ポイントでも取れればかなりポジティブだと思う。そこを目指していくよ」
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