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スーパーGTテストで大クラッシュの山下健太が鈴鹿で元気な姿を見せる。S耐開幕戦、GT富士テストでの復帰を目指す

スーパーGTのテスト中のクラッシュで負傷した山下健太が、スーパーフォーミュラの合同テストに姿を現した。彼は約2週間後に予定されるスーパー耐久開幕戦、そしてその翌週のスーパーGT富士テストに参加するべく、リハビリに務めている。

Kenta Yamashita, KONDO RACING

写真:: Motorsport.com / Japan

 3月6日にスタートしたスーパーフォーミュラの公式合同テスト。会場の鈴鹿サーキットには、スーパーGTテストでのクラッシュにより負傷した山下健太の姿があった。

 いつも通りの明るい表情で取材に応えてくれた山下。彼は1月下旬に鈴鹿で行なわれたスーパーGTのメーカーテストに参加したが、130Rで大クラッシュ。自力で歩行することができ、病院も1日で退院した山下だったが、背中に圧迫骨折を負っていたようで、その後はリハビリの日々となった。

 治療に専念するため、3月上旬開催の鈴鹿ファン感謝デー、スーパーフォーミュラ鈴鹿テスト、スーパーGT岡山テストは参加を見送った。現在は基本的な日常生活を送る分には支障がない状態とのことだが、“座る”という動作はやはり背中や腰に負担がかかるため、レーシングカーのシートに限らず、シミュレータのバケットシートに座ることも控えているという。

 そんな中で鈴鹿でのスーパーフォーミュラ合同テストは見学という形に。今季は新車両『SF23』の導入初年度ながらテストは鈴鹿での1回限りであり、山下は貴重なテスト機会を逸する形にはなってしまったが、アプリ『SFgo』のオンボード映像を確認することで大体の特性は掴めたという。

「昨日(ファン感謝デー最終日)は来られなかったので、SFgoアプリを見ていました。オンボードを見れば大体のことは分かりますし、加えて今日は(笹原)右京と(小高)一斗の無線を聞いて、大体の雰囲気が掴めてきています」

 ダウンフォースの総量を先代の『SF19』から減らし、先行車を追従しやすくすることを目指して開発されたSF23。車両の動きを俯瞰で観察した山下曰く、オーバーステア傾向になっているように見えるという。

「オンボードなどを見ていると、フロントのエアロが強めに出ていそうな気がしています。僕はどちらかというと前(のダウンフォース)が効くクルマが好きですが、SF23はオーバーステアのような動きをしているので。僕的にはそういう動きの方が曲がらないよりは良いかなと思っています」

 まだ完全には痛みがなくなった訳ではないと語る山下だが、復帰に向けての個人的な目標は立てている。3月18日、19日には鈴鹿でスーパー耐久の開幕戦が行なわれるが、山下はまずこのレースに出走することを目指しているという。そしてその1週間後のスーパーGT富士テストにも参加し、国内トップカテゴリーの開幕を迎えたい構えだ。

 最後に山下はファンに向けて次のように語ってくれた。

「たくさんご心配いただきましたが、今は普通に生活する分には大丈夫です。多少は痛みがありますけど、生活に支障があるという訳ではないので、大丈夫です!」

「レースに戻るまでは少し時間が必要かもしれませんが、早く戻れるようにしたいです」

 
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