KCMG、小林可夢偉の代役として中山雄一をSF第2戦岡山に起用
岡山国際サーキットで行なわれる2020スーパーフォーミュラ第2戦に、中山雄一がcarrozzeria Team KCMGからスポット参戦することが決まった。
写真:: Masahide Kamio
2020全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するcarrozzeria Team KCMGは、今週末に岡山国際サーキットで開催される第2戦に、ル・マン24時間レースからの帰国直後で参戦が認められない小林可夢偉に代わって中山雄一を起用することを発表した。
今季は国本雄資が新たに加わり2台体制で参戦しているcarrozzeria Team KCMGだが、7号車の小林はFIA世界耐久選手権(WEC)にも並行して参戦しており、新型コロナウイルス感染防止対策として政府が示している14日間の自主待機に従いながらのレース参戦を強いられている。
8月末の開幕戦もてぎでは直前に参戦したWECスパ6時間から帰国して12日間経っており、サーキットでは専用のキャンピングカーを用意するなど待機条件を概ね満たす環境を整えられたこともあって参戦が認められた。
しかし、今回はル・マン24時間レースから帰国して4日しか経っていないこともあり、待機条件を満たしているとは認められないという日本レースプロモーション(JRP)の判断により、小林の第2戦岡山への参戦が叶わないことが明らかとなった。
これに伴いcarrozzeria Team KCMGは、代役ドライバーとして中山雄一を起用することを発表した。中山は2014年から2016年にかけて同チームからスーパーフォーミュラにフル参戦し、2018年もWECとのレースが重なった小林の代役としてKCMGのマシンをドライブしている。先日の開幕戦もてぎではレギュラードライバーに万一の事態が発生した時に備えてのリザーブドライバーとしてチームに帯同していた。
また中山は昨年の第6戦岡山と第7戦鈴鹿にもTEAM LEMANSからスポット参戦しており、現行車両であるSF19も経験済みである。
KCMGのプレスリリースで、中山はこのようにコメントを寄せた。
「まずはスーパーフォーミュラに参戦する機会を与えてくれたcarrozzeria Team KCMGに感謝したいです。開幕戦でのチームのポテンシャルをみると、素晴らしい結果を出せる自信がありますし、チームに恩返しできればと思っています。週末の走り出しが今から楽しみで仕方ありません」
開幕戦では小林が予選8番手に食い込むパフォーマンスをみせたが、決勝では不運なアクシデントやトラブルに見舞われ2台ともポイントを獲得できないレースとなってしまった。心機一転で迎える第2戦岡山では今季初ポイントを目指し、中山と国本の体制で臨む。
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