フェラーリ最速も燃料違反でタイム抹消。ポールはD'station Porsche

スーパー耐久最終戦の予選が行われ、ARN Ferrari 488 GT3が最速タイムを記録するもタイム抹消。D'station Porscheが初ポールを獲得した。

 2017年のスーパー耐久シリーズ最終戦の公式予選が14日、岡山国際サーキットで行われ、ST-Xクラスは#8 ARN Ferrari 488 GT3(永井宏明/佐々木孝太)が合計タイムでトップだったが、予選後に規定違反がみつかりまさかのタイム抹消。#777 D’station Porsche(星野敏/荒聖治/近藤翼)が初のポールポジションを獲得した。

 前日の練習走行は雨模様だったが、予選日はドライコンディションに。ここまで5戦連続でポールポジションを獲得してきている#8 ARN Ferrari 488 GT3は、全車のウエイトハンデがゼロになった最終戦でも絶好調。Aドライバー予選では開始早々に永井がコースインし積極的にタイムアタック。1分29秒179をマークし、2番手以下に0.9秒もの大差をつけ、Bドライバーの佐々木孝太にバトンを繋いだ。

 続くBドライバーの予選。ST-XクラスにはスーパーGTにも参戦するプラチナドライバーが揃い、一発のタイムアタックにかけ残り10分を切ったところでコースインしアタックに臨んだ。ところが、残り8分というところで#98 Modulo CIVIC TCRの石川京侍が2コーナーでスピンしタイヤバリアにクラッシュ。セッションは赤旗中断となる。

 マシンの損傷は少なかったものの、真後ろからのクラッシュでインパクトも大きく、石川はマーシャルに救助され救急車でメディカルセンターへ。幸い意識もあり、大きな怪我もないとのことだが、念のため津山市内の病院へ搬送され、CTスキャン等の検査を受けているという。

#8 ARN Ferrari 488 GT3
#8 ARN Ferrari 488 GT3

Photo by: Tomohiro Yoshita

 セッションが再開されると各車が一斉にコースイン。激しいタイムアタックが繰り広げられるが、ここでも#8 ARN Ferrari 488 GT3が速さをみせ、佐々木孝太が1分28秒583のコースレコードをマーク。2番手以下に0.4秒の差をつけてトップタイム。これで合計2分57秒762となり、シリーズ史上初めて6戦全戦でポールポジションという偉業を成し遂げたかに思われた。

 ところが、予選後に#8 ARN Ferrari 488 GT3が使用した燃料に違反が見つかり、特別規則書 第11条(燃料違反)により両ドライバーのタイムが抹消。これにより、#777 D’station Porscheの初ポールポジションが決定した。2番手には#99 Y’s distraction GTNET GT-R、3番手に#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rとなった。

 ST-TCRクラスは#97Modulo CIVIC TCRがポールポジションを獲得。ST-1クラスは#31 Nissoku Porsche 991 GT3 Cup、ST-3クラスは#39ADVICS TRACY RC350、ST-4クラスは#86 TOM’S SPIRIT 86がそれぞれポールポジションを獲得した。

 またST-5クラスも前戦でチャンピオンを決めた#88 村上モータースMAZDAロードスターNDがポールポジションのはずだったが、こちらも使用した燃料に違反があったとしてタイムが抹消。#4 THE BRIDE FITがポールポジションで明日の決勝レースを迎える。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパー耐久
イベント名 第6戦岡山
サーキット 岡山国際サーキット
記事タイプ 予選レポート