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冴えカノレーシングから参戦の荒聖治「鈴木利男さんと組める機会を大切にしたい」

2019スーパー耐久第3戦。デイトナ24時間ウィナーの鈴木利男とル・マン24時間ウィナーの荒聖治が同じチームで参戦し注目を集めている。

鈴木利男、荒聖治(#108 冴えカノfineレーシング with RFC)

鈴木利男、荒聖治(#108 冴えカノfineレーシング with RFC)

吉田知弘

 富士スピードウェイで行われているピレリ スーパー耐久シリーズ2019第3戦「SUPER TEC富士24時間レース」。ST-TCRクラスの#108 冴えカノfineレーシング with RFCにデイトナ24時間ウィナーの鈴木利男とル・マン24時間ウィナーの荒聖治がスポット参戦という形で加入し注目を集めている。

 荒は鈴木とともにレースができる今週末の機会を大切にしたいと語った。

 昨年はD’station Racingから参戦するなど、ここ数年は最上位クラスに参戦することが多かった荒。今季はスーパー耐久にフル参戦していないが、富士24時間では“痛車マシン”の1台である#108 冴えカノfineレーシング with RFCからエントリーすることとなった。

 もちろん痛車マシンもTCR車両でのレースも初めてということで、荒も「ビックリですよね」と開口一番に語った。

 今回の参戦は、もともとRFCのチームオーナーと鈴木が知り合いで、そこが最初のきっかけだったとのこと。24時間レースということでさらにドライバーが必要という時に、荒にも声がかかったのだという。

 かつては一緒にスーパー耐久や全日本GT選手権を戦った鈴木を再びチームメイトとして参戦できることに、荒は感慨深い表情を見せた。

「僕が初めて誰かと組んでレースに出た時の相手が利男さんでした。最初はスーパー耐久のTRDセリカでしたし、その後はJGTCでカストロールトムススープラで一緒に走りました」

「正直、こんなチャンスが来ると思わなかったので、こういう機会を大切にしたいなと思います」

 5月31日に行われた公式予選ではST-TCRクラスで5番手を獲得した108号車。決勝に向けた準備も着々と進んでいるとのことだが、荒は鈴木からの意見やドライビングに対する感覚は今でも参考になることが多いと語った。

「決勝に関してはチャンスはあると思います。みんなでいいペースで走るというのも大事ですが、もともとスプリント用のクルマであるというところを忘れてはいけないです。それを24時間どう走らせて完走させるかが本当に重要。そのための乗り方やペース配分を利男のご意見も聞いて参考にしています」

「利男さんはビックパワーのCカーの時代に、パワフルだけど乗り方をうまくしてクルマを保たせなきゃいけないという部分に関しては徹底的にやってきた方です」

「ギヤは(無理矢理に)叩き込むのではなくて、(負担なく)入るようにしてあげる感覚とかをお持ちです。パドルシフトだからと言って、やたらにチェンジすればいいというわけではなくて、そういう(細部に気を遣った)走らせ方やギヤの使い方の部分ではすごく参考になることが多いです」

 いよいよ6月1日15時00分にスタートが切られる決勝レース。昨年、荒自身はゴール1時間前でトラブルでリタイヤという悔しい経験をしている分、今年は何とかノートラブルで走り切りたいと意気込みを語った。

「周りのペースがどうなるか分からないですし、予選結果もけっこう僅差でした。けっこう面白そうなレースになるのかなと思います」

「昨年も後から振り返れば、トラブルがなければ勝っていたと思います。今年はこのTCRでクラス優勝を狙えればいいなと思っています。ドライバー側としてはいいペースで予選も走れていたので、あとは本当にトラブルだけ起こさないように走れればなと思っています」

#108 冴えカノfineレーシング with RFC

#108 冴えカノfineレーシング with RFC

Photo by: Tomohiro Yoshita

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