SGTドライバーや元F1選手らも続々参戦! S耐富士24時間エントリーリスト発表
9月4日〜6日に富士スピードウェイで開催されるスーパー耐久富士24時間レースはスーパーGTドライバーも多数参戦する超豪華ラインアップとなることが分かった。
写真:: 吉田知弘
スーパー耐久機構は9月4日~6日に行なわれるピレリ スーパー耐久シリーズ第1戦富士24時間レースのエントリーリストを発表。8クラス合計45台が出走することが明らかとなった。
最高峰のST-Xクラスは5台がエントリー。先日発表があった通りGTNET MOTORSPORTSはTeam DAISHINとコラボし、#81 DAISHIN GT3 GT-Rで富士24時間レース総合3連覇を狙う。また昨年は参戦しなかった#777 D’station Vantage GT3が、星野敏/藤井誠暢/近藤翼/元嶋佑弥の4人体制で参戦。また今年初めにフル参戦を表明していたTAIROKU RACING with B-MAXは富士24時間レースには参戦しないようだ。
GT4車両で争われるST-Zクラスは昨年にも増して参戦台数が増え、富士24時間レースには7台がエントリーする。注目は、かつてスーパーGTのGT500クラスで活躍していた金石年弘が久しぶりにビックレースにエントリーしたこと。#500 5ZIGEN AMG GT4のDドライバーとして富士24時間に挑む。また今季スーパー耐久に新規参戦するTeam Studieの#20 SS/YZ BMWは、当初BMWワークスドライバーのヨルグ・ミュラーが参戦する予定だったが新型コロナウイルスによる入国制限の影響で来日の目処が立たず、急遽ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが参戦することとなった。
昨年は速さを見せながらもトラブルで戦線離脱を余儀なくされた#2 ケーズフロンティア SYNTIUM KTMは、飯田太陽/加藤寛規/小林崇志/柳田真孝/高橋一穂の5人体制で参戦。こちらもクラス優勝争いに加わってきそうな存在だ。これに対し昨年クラス優勝を飾った#3 ENDLESS AMG GT4は内田優大/山内英輝/高橋翼のレギュラー陣に山田真之亮と富田竜一郎が加わるという強力な布陣を敷いてきた。ST-Zクラスは昨年以上に見どころの多い戦いになるかもしれない。
ST-TCRクラスは昨年より台数が減って4台のエントリーで、アウディRS3 LMSとホンダ シビックTCRの争いとなる。ただ、中野信治、山本左近、井出有治と元F1ドライバーが名を連ねている他、千代勝正、野尻智紀、大津弘樹と現役のGT500ドライバーもエントリーするなど、超豪華ラインアップとなっている。
ST-1クラスにも注目のドライバーがエントリーする。元F1ドライバーであるミカ・サロの息子であるマックス・サロが#12 FMR Porsche Cayman GT4から参戦。今年は日本でのレース活動をメインに考えているとのことで、富士24時間でどんなパフォーマンスを披露するかに注目だ。
そして今年は2台体制でエントリーするROOKIE RACINGも、富士24時間レースの布陣が明らかとなった。ST-1クラスの#28 ROOKIE Racing GR SUPRAは蒲生尚弥/豊田大輔/小倉康宏/河野駿佑/矢吹久/大嶋和也の6人体制。ST-2クラスのROOKIE Racing GR YARISは井口卓人/佐々木雅弘/勝田範彦/石浦宏明がエントリーすることが明らかにされているが、Cドライバーの部分だけが“TBN”になっているのが気になるところだ。
このほかのクラスも注目のチーム、ドライバーが多数参戦するスーパー耐久の富士24時間レース。特に今年はスーパーGTで活躍するドライバーがかなり増えたという印象で、例年以上にハイレベルな戦いが各クラスで繰り広げられることは間違いないだろう。詳しいエントリーリストはスーパー耐久公式サイトで確認できる。
注目のレースは9月4日に公式予選が行なわれ、決勝レースは9月5日~6日に開催される。
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