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レースレポート

富士24時間 16時間経過|81号車DAISHINにペナルティ、888号車HIRIXがトップに

2020スーパー耐久第1戦 富士24時間レース。総合トップにつけていた#81 DAISHIN GT3 GT-Rだが、明け方に痛恨のペナルティストップを受け、#888 HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3がトップに浮上した。

#888 HIRAX GOOD DAY RACING AMG GT3

写真:: 吉田知弘

 富士スピードウェイで行なわれているピレリ スーパー耐久シリーズ2020第1戦「NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース」はスタートから16時間が経過。#888 HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3が総合トップに立っている。

 今回の富士24時間レースは序盤に4時間30分の赤旗中断があるなど、大波乱のレース展開となった。その中で総合3連覇を狙うGTNET MOTOR SPORTSの#81 DAISHIN GT3 GT-Rがレースをリードし、折り返しの12時間を過ぎた。

 決勝ではミスのない安定した走りをみせていた81号車だが、開始から13時間を迎えたところでピットレーンでのスピード違反があり、60秒ストップのペナルティを受けることになった。これで2番手を走行していた888号車が一気に差を詰め、お互いのピットストップで順位を入れ替えるという位置関係となった。

 開始から13時間25分のところで雨脚がかなり強くなり、約30分にわたってセーフティカー導入されたが、レースが再開されると888号車を駆る高木真一がスパートをかけ81号車(大八木信行)との差を一気に広げにかかり、最大で1分以上のリードを築いた。

 このままの勢いでさらに差を広げたいところだったが、開始16時間を迎えようというところで再び激しい雨に見舞われ、今レース10回目のセーフティカー導入となった。このタイミングで888号車と81号車はルーティーンのピット作業を完了。888号車はトップを死守したが、2番手に#31 DENSO LEXUS RC F GT3が浮上した。81号車は3番手に下がったものの優勝が狙える位置にしっかりつけている

 この他、ST-Zクラスは#3 ENDLESS AMG GT4、ST-TCRクラスは#290 F・Link Home CIVIC TCRがライバルをリード。ST-1クラスは#38 ADVICS muta Racing RC F TWS、St-2クラスは#32 ROOKIE Racing GR YARIS、ST-3クラスは#39 5ZIGEN WINMAX RC 350 TWS、ST-4クラスは#13 ENDLESS 86、ST-5クラスは#69 J’S RACING☆FITがそれぞれクラストップを走行中だ。

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